アーリーリタイアしても選挙の投票に行かない理由

2019年4月7日日曜日

リタイア後の生活

今日は知事選の投票日で、町内放送では「大切な1票を無駄にせず投票しましょう。」と何度も呼びかけされています。

もともと選挙の投票には行かないのですが、アーリーリタイアして時間が出来たことと、この地域に引越しをして初めて選挙であったので、今回は少しだけ気になりました。

知事候補者の主張を聞きましたが、この地域のダメなところや目指したいところを教えてもらったような気がします。

引越し後の選挙権について

引越し後の住所で投票するには、転入届を済ませて3ヶ月経過している必要があります。

Ranpaの場合、既に5ヶ月前に転入していますので、この地域で投票することになり、投票用紙が送られてきました。

もともとこの地域は住んだことのない知らない場所でしたので、送られてきた投票用紙を見て、きっちりここの住民なんだと再認識しました。

選挙に行かない理由

リタイアして時間が出来れば、投票に行く人は多いように思います。

実際に若い世代の投票率は低いのですが、高齢者の投票率は高いそうです。

サラリーマンの頃は、投票日に会社に行かなければ貴重な休日なのに投票で時間を潰したくないと考えていました。

若い世代の投票率は右肩下がりで低下しており、同じような考え方なのだろうと思います。

仮に当選させたい候補者がいたとして1票を投じたとしても、1票では結果には何の影響も及ぼさないと思っています。

普通、当選者と落選者との票差は何百や何千もあるので、自分の1票を投じても投じなくても結果は同じになるからです。

自分の1票でも効果があるとすれば、それは1票差で当落が決した時だけだと思いますが、そんな選挙は恐らくないでしょう。


経済合理性から考えた選挙

経済合理性の観点で見れば、自分の1票を投じるだけであれば無駄な行為で、貴重な休日の時間を潰しただけになってしまいます。

もし本気で当選させたい候補者がいる場合、当選者と落選者との票差を把握して、その差を埋めるための行動をすることが、理にかなった選挙活動なのだろうと思います。

例えば、当選者と落選者との票差が500票あれば、もともとその落選者に投票する予定の無かった500人に協力してもらい票差を埋めることが出来れば、経済合理性に適う選挙活動なのだろうと思います。

しかし、そこまでして当選させたい候補者はおらず、経済合理性に欠ける行動もしたくないと考えれば、投票に行かない・・・となってしまいます。

投票に行かないことは良くないこととは思ってはいますが・・・。

候補者の気になる言葉

銀河英雄伝説では「民主主義」という言葉が74回も出てくるそうで、独裁国家と民主主義国家を比較した場合、一概に民主主義国家が良いとは言えないという話が出てきます。

正しく理想の独裁者であれば、民主主義国家よりも独裁国家の方が機能すると。

確かに、民主主義のために選挙をしていても、効率よく行政が機能するとは思えず、最悪にはならない機能が働いているだけのように思えます。

正しく理想の独裁者が永遠に続くことはなく、最悪の独裁者を生まないためだけの中途半端な仕組みが民主主義だろうと思います。

「お願いに参りました。」と叫んでいる候補者をよく見ますが、平和な時代の選挙は候補者の就職活動となっており、採用のお願いをしているように聞こえます。

名前を連呼しているだけの候補者もよく見ますが、内容よりも印象だけを残したいように感じます。

アーリーリタイアして投票率の高い高齢者のような時間は出来ましたが、そのようなことを考えれば投票に行く気持ちが沸いてきませんでした。

今日は暖かく良い天気でしたので、「改めてアーリーリタイアして良かったと思えること」に記載した、儚い桜を見に行くことになりました。

自己紹介

自分の写真
金融系に勤めるサラリーマンでしたが、早期割増退職金の制度を使って、45歳になった2018年10月末に会社を退職しました。 このブログは退職の1年前から記載を始め、アーリーリタイアを目指すサラリーマンの心境と、アーリーリタイア生活開始後の心境を記載するものです。 家族構成は子供なし、嫁と2人の生活です。
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