アーリーリタイアの成功者

2019年9月10日火曜日

アーリーリタイアして良かったこと

サラリーマン時代、「アーリーリタイアの成功と失敗」にリタイア後の評価について記載していました。

とりあえず今のところは、リタイア生活が続けられなくなってサラリーマンに戻ることを迫られている訳ではないので、及第点はもらえているように思えます。

実際にリタイア生活をしてみると、さらに成績を上げようと思うこともなく、及第点が続けば良いと思うようになるようです。

サラリーマン時代、アーリーリタイアは最大の目標でしたが、それが実現したからといってさらに上の目標を目指す必要は無いでしょう。

恐らく、アーリーリタイアする人は理想主義者ではなく現実主義者なので、リタイアしてさらに上を目指すことに経済合理性を見いだせないのだと思います。

失敗さえしなければ成功

子供の頃であればどんどん上を目指すべきですが、アーリーリタイアにおいては失敗しなけれは成功と考えても良いでしょう。

働いてもいないのに生活が出来て、さらに上の満足を目指すのは、少々、度が過ぎると言えます。

事前の計画通りに事が進み、投資に失敗してリタイア資産を棄損することが無ければ良いのです。

意外に目標を持たない生活は良いもので、サラリーマン時代にそうであったような、常に目標を持つ生き方については、今では空しさを感じるようになりました。

なぜ、そんな些細なことに拘り、競っていたのだろうかと・・・。


アーリーリタイアの成功者

とは言っても、アーリーリタイアしてからも投資や資産運用には意欲的になりやすいものです。

時間が出来るので、サラリーマン時代よりも投資先の情報収集に力を入れることができます。

その意味では、少々語弊があるかもしれませんが、森ビルの創業者である森 泰吉郎氏はアーリーリタイアの最大の成功者ではないかと思っています。

世界一の資産家にもなった森 泰吉郎氏ですが、もともとは先生で、55歳で退いだ後、親から受け継いだ資産を大きくさせています。

働いている間も副業として不動産投資をしていたのですが、退職して不動産事業に専念することとなり森ビルを設立します。

サラリーマンをしながら副業で不動産投資をして、退職後にはその資産を世界一にまで大きくさせたという、アーリーリタイア最大の成功者と思っています。

不動産業は役務の提供を必要としないため、サラリーマンが出来る例外的な事業であって、サラリーマンの目指す理想の人物かもしれません。

失敗と成功

森 泰吉郎氏はアーリーリタイア最大の成功者とは思っていますが、結果として強運に支えられたところがあるとも思っています。

普通の人がリタイアしてから積極的な投資をしても失敗する確率の方が高く、現実的に生きる方が得策です。

リタイア生活においては、欲を出して資産を増やそうとするよりも、失敗をしない生活をしていくことが成功の秘訣であろうと思います。

投資に失敗してリタイア資産を棄損させ、前よりも待遇の悪いサラリーマン生活をすることだけは勘弁です。

アーリーリタイアした後は、さらに上を目指すのではなく既に手に入れた成功を維持していくことが重要だと思います。

好きな時間に好きなことができる・・・結局のところ、これが最大の幸せです。

自己紹介

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金融系に勤めるサラリーマンでしたが、早期割増退職金の制度を使って、45歳になった2018年10月末に会社を退職しました。 このブログは退職の1年前から記載を始め、アーリーリタイアを目指すサラリーマンの心境と、アーリーリタイア生活開始後の心境を記載するものです。 家族構成は子供なし、嫁と2人の生活です。
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