アメリカのリタイアメント・コミュニティとは

2019年10月13日日曜日

退職ニュース

以前「本当に必要となる老後の費用はいくらなのか真剣に考える」に、老後の費用について記載をしたのですが、高齢化が進む日本では深刻な問題と思っています。

一方でアメリカではリタイアメントコミュニティーという大規模な老人ホームがあって、そこは大学と連携して学習をしたりスポーツをしたりと、活動的な生活をする場所のようです。

働かなくても良くなった後、自分のやりたいことをするための社会的インフラがあるというのは普通のことのように思えます。

しかし日本で老人ホームといえば、介護や支援をしてもらうためだけの位置づけになっています。

リタイアメント・コミュニティー

アメリカではリタイアメント・コミュニティーがそれなりに普及しているようで、リタイアした富裕層が悠々自適に暮らすそうです。

敷地内にゴルフ場や、公園、プール、スポーツジム、クラフト工房、映画館などがあり、そこに住む人達で仲良く自由に利用できるようです。

郊外の広い土地に作られたシニアタウンなのですが、近くにショッピングモールがあったり海があったりと、敷地内の施設以外にも便利で楽しむことが出来るような場所が選ばれています。

既にリタイア生活をしているRanpaとしては、何だか良さそうに感じてしまいます。

日本の状況

以前TVで見たのですが、千葉県にスマートコミュニティ稲毛というものがあり、日本版のリタイアメント・コミュニティーとして紹介されています。

もともとイトーヨーカドーがあった建物を改修して、アメリカのリタイアメント・コミュニティーに近いものを目指したようです。

ただし、日本人はアメリカ人ほど社交的ではなく、長く付き合うためになるべく接点を少なくしようと考えやすいようで、この手のコミュニティはあまり普及していないのが現状です。

アメリカは日本の10年先を行くと言われますが、10年ぐらいすれば環境は変わってくるものかもしれません。

家族的であった会社の存在

日本人はリタイアメント・コミュニティーのような社会では接点を少なくしてしまうのですが、会社にはどっぷり浸かっているサラリーマンは多いと思います。

会社は家族のような存在で、働きたくないと思うところもある反面、楽しい場所でもありました。

友人の殆どは職場の同僚ということは多いように思います。

毎日顔を合わせ、家族よりも話している時間が多い・・・といった感じです。

しかし、会社を辞めるとその存在が無くなり孤独になってしまいます。

リタイア後は、もともと社交的で会社を辞めても友人を増やすことが出来るような人か、人との接点が少なくなっても楽しむことが出来る人か、どちらかでなければつまらない生活になると思います。

多くの日本人はまだアメリカ人よりもリタイア後の生活を楽しむことは上手く無いように思えますので、リタイアしてから失敗した・・・ということの無いように、楽しむことは努力をして増やしておかなければなりません。

自己紹介

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金融系に勤めるサラリーマンでしたが、早期割増退職金の制度を使って、45歳になった2018年10月末に会社を退職しました。 このブログは退職の1年前から記載を始め、アーリーリタイアを目指すサラリーマンの心境と、アーリーリタイア生活開始後の心境を記載するものです。 家族構成は子供なし、嫁と2人の生活です。
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