退職して1年経過したのでアーリーリタイアの長期収支計画を考え直す

2019年11月11日月曜日

生活費

アーリーリタイアするにはいくら必要なのか、改めて考えてみました」の続編を記載します。

アーリーリタイアを1年経験したので、その経験を踏まえて長期の収支計画についても考え直してみました。

サラリーマン時代の想定から少し変わったことがあります。

関連ブログ:もらえる予定の年金額、ねんきん定期便より

リタイア後に感じたこと①

リタイアすると公的年金があるのは大きいと感じます。

サラリーマン時代も公的年金の重要性は理解していたのですが、実際にアーリーリタイアをしてみると、それがより大きく感じるようになりました。

1ヵ月の生活費は20万円を想定しているのですが、今のところはそれを上回ることはなく、恐らく2年目以降はもっと少なく済みそうです。

ねんきん定期便によると、嫁と二人分の年金額は見込み額で月に15万円ぐらいあり、本当にその金額が貰えたら、年金で殆どの生活費が賄えてしまいます。

悲しいことに、これからどんどん減額されるであろうから、あまり期待は出来ないのですが、その半分になっても大きい金額です。

サラリーマン時代、年金といえば年金保険料を支払う側で、貰う側とは距離が遠かったように感じますが、リタイアするとその距離が縮まり、サラリーマン時代の給料のように貰えるものとして計算するようになってきます。

減額されるとは言え、ゼロになることも無いとは思いますので、長期収支計画の中での重要度がアップしてきました。

リタイア後に感じたこと②

サラリーマンであれば、普通は老後のために少しずつでも資産を増やしていると思います。

Ranpaもアーリーリタイアを目指して頑張ってきました。

しかし、実際にリタイア生活に入ると、サラリーマン時代のように資産を増やす必要が無くなり環境は変化します。

サラリーマン時代は少しでも早く、また安全なリタイア生活をしたいという気持ちがあり、資産は増えるほど良い・・・と感じたのですが、リタイア生活を実際に経験して費用の感覚を掴んだ今では、より現実的な必要額が分かるようになってきました。

当然、お金は多いに越したことは無いのですが、所謂、老後資産が貯まった訳ですから増やす必要もないだろう・・・という感じです。

サラリーマン時代の長期収支計画では安全性を高めに設定したものでしたが、最近は少し現実的なもので良いのかな・・・と思い始めています。

リタイア後に感じたこと③

サラリーマン時代の計画では、基本的に生活費はリタイア資産を取り崩すもので、資産運用には頼らないものでした。

基本的なスタンスは今でも同じですが、安定的に貰える給料が無くなった今では、収入は資産運用によるものだけとなる環境変化がありました。

給料が安定的に貰えていれば、資産運用による収入は相対的に低くなりますが、無職になれば相対的に高まって感じてきます。

また、仕事をしなくなれば、必然的に資産運用のことを考える時間が増えることもあり、資産運用による収入の重要度はリタイアしてから大きくなったように感じます。

ただ、運用収入を増やすためにリタイア資産を棄損させては本末転倒・・・というのも分かってはいるのですが、リタイアするとそのような変化が起こるようです。

まとめ

リタイア1年が経過した段階でも、基本的には当初の長期収支計画の変更はしないつもりですが、以下の点については修正したい気持ちが高まりつつあります。

 ①ある程度の公的年金は貰える可能性が高いものとする

 ②安全性のためのバッファーを少なめにする

 ③資産運用収入の考慮を高める

つまり、①②③の修正をすれば、余裕資金が増加することとなり、使えるお金が増加することになります。

ただし、まだリタイア1年が経過した段階なので時期尚早です。

自己紹介

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金融系に勤めるサラリーマンでしたが、早期割増退職金の制度を使って、45歳になった2018年10月末に会社を退職しました。 このブログは退職の1年前から記載を始め、アーリーリタイアを目指すサラリーマンの心境と、アーリーリタイア生活開始後の心境を記載するものです。 家族構成は子供なし、嫁と2人の生活です。
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