アーリーリタイアを目指すというのは、本当は・・・

2019年12月16日月曜日

アーリーリタイアの心境

年末年始の連休準備として「年末に向けてサラリーマンの皆さんが準備すべきこと」で触れましたが、サラリーマン時代に嫌に感じたことも、リタイアした今となれば良い思い出となっているようです。

Ranpaは45歳のアーリーリタイアを目指して、かなり前からカウントダウンをしつつ、準備をしてきましたが、今ではその頃の生活がとても懐かしく感じます。

当時は、あと〇〇日我慢すればアーリーリタイア生活が待っている・・・と、先のことばかり考えていたのですが。

アーリーリタイアを目指すというのは、本当は・・・

年末に向けてサラリーマンの皆さんが準備すべきこと」には、サラリーマンは連休前はそれを楽しみに過ごし、連休が終わる頃には憂鬱になる繰り返しですが、それはそれで面白いと記載しました。

嫌なことがあるから、その反動として楽しみもある・・・というのが、やはり基本であって、満たされないものがあるから目標を持つことが出来て面白いのかもしれませんね。

アーリーリタイアは人生設計であって、長期の計画と準備をするものですが、アーリーリタイアを目指すという目標を持って実現に近づけることが面白いのかもしれません。

既にアーリーリタイアした今だからこそ感じることかもしれませんが、今となっては本当に良い経験で、良い記憶となって残っています。

退職する半年ほど前、このブログを読んでくださる方から「残りのサラリーマン生活を楽しんでください・・・」とメールをいただいたことがあります。

当時は楽しむというより、早く退職日が来ないかな・・・や、意外に残り半年になってから長く感じる・・・などと、サラリーマン最後の時間を早く終了させることだけを考えてしまいましたが、今から思うと楽しい日々であったのでしょう。

<関連ブログ>
アーリーリタイアして6ヶ月経過した心境
ラスト100m、マラソンに例えたアーリーリタイアの道のり


サラリーマンに戻りたい?

それでは嫌なことがあるから、その反動として楽しみもあるサラリーマンに戻りたいか・・・と言えば、そうは思わないのが正直なところです。

確かにサラリーマンの面白さはあるのですが、リタイア生活の気楽さと楽チンさを知ってしまえば、もう戻ることは出来なくなってしまいます。

サラリーマンの連休前はそれを楽しみに過ごし、連休が終わる頃には憂鬱になる繰り返しは面白く、今ではそのような経験は出来なくなったのですが、連休が終わる憂鬱さが無くなるのは良いものです。

仮に、大学生に戻りたいか・・・と考えた場合でも、答えは微妙です。

若くて自由な時代に戻ることは魅力はありますが、しばらくして会社に入り、それから20年以上のサラリーマン生活が待っていることを知っていれば、それだけで憂鬱になりそうです。

満たされるということ

嫌なことがあるから、その反動として楽しみもある・・・というのは、正しいのであろうと思っています。

そのため、何でも欲しいものが買えるぐらいにお金持ちになって満たされてしまえば、後はどのような心境になるのだろう・・・と考えることがあります。

アーリーリタイアをしてサラリーマン生活が懐かしく思えるように、お金持ちになる前のことは懐かしく感じるのだろうか・・・?

大金持ちが普通の人とは違った思考をするのは、満たされているからでしょうか・・・、恐らくお金持ちになってみないと分からないと思います。

アーリーリタイアを目指している時代は、サラリーマン生活を楽しむ境地には至らなかったのですが、辞めてみないと分からないものかもしれません。

自己紹介

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金融系に勤めるサラリーマンでしたが、早期割増退職金の制度を使って、45歳になった2018年10月末に会社を退職しました。 このブログは退職の1年前から記載を始め、アーリーリタイアを目指すサラリーマンの心境と、アーリーリタイア生活開始後の心境を記載するものです。 家族構成は子供なし、嫁と2人の生活です。
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