自殺者数とアーリーリタイア関係

2020年5月27日水曜日

時事ニュース

新型コロナの影響で自殺者数の増加を心配していたら、4月は大幅に減少していたと話題になっていました。

自殺者数の推移には色々な要因が関係するようですので、簡単に把握は出来ないようですが、株価の大暴落で全財産を失った人や、事業が成り立たず借金だけが残った人など、新型コロナの影響による自殺者は出ていると推測します。

一方で、学校が休校となり、テレワークや自宅待機となったサラリーマンが増えたことで自殺者が大きく減少し、増加分を打ち消しているかもしれません。

学校や仕事はストレスの発生源であろうと思いますので。

平成10年の自殺者数増加

過去の自殺者数の推移を見ると、平成10年に急増して高止まりていましたが、最近はゆるやかに減少傾向にあります。

平成10年の急増については、特にこれと言った原因は特定されはおらず、バブル経済が崩壊して数年経ち、社会全体に不況が浸透したためというのが有力説のようです。

また増加については年齢的な偏りがなく、全体的に増加しています。

自殺形態の1つにアノミー的自殺というものがあるようですが、社会全体の雰囲気によって自殺者が増えるというものです。

これと言った明確な原因は無いのですが、全体として見れば増加するというのはこのようなものが原因であろうと思います。


追い詰められる瞬間

会社で働いていると、仕事が上手く行かず、もうどうでもいいや・・・と思う経験は何度もすると思います。

今回、10万円の特別定額給付金をマイナンバーの仕組みでオンライン申請させようとした総務省の担当者や、雇用調整助成金をオンライン申請させるための厚労省の担当者などは、作り上げた仕組みが使えずに大問題を引き起こし、もうどうでもいいや・・となっていると思います。

会社での大きな失敗は他方面に影響を及ぼし、多くの社員にリカバリーをしてもらうこととなります。

せっかく頑張ったのに社内の評価は最悪となり、将来は真っ暗と考えてしまいます。

サラリーマンをしていると何度かそのような絶望を経験するのではないでしょうか。

実際、仕事が原因で心の病気になった人は何人も知っています。

サラリーマンと自殺者数の因果関係

自殺と言っても、実際には事故死と自殺の境界線は曖昧です。

本当は自殺なのに遺書が無いので事故死となることは多く、自殺者数が正しいかどうかも分からないと思います。

自殺には流行があり、事故死となるような方法が流行すれば人数としては減少するのでしょう。

テレビなどで自殺報道が多くなれば自殺者数が増加するウェルテル効果があるように、自殺数は流行に影響されるような繊細なもののようです。

学校が休校となり、テレワークや自宅待機となったサラリーマンが増えつつ、自殺者が大きく減少したことは興味深いのですが因果関係は分かりません。

しかし、自殺することはなくてもサラリーマンは我慢してストレスに耐えねばならないことは間違いなく、会社を辞めるとそれが良くわかるようになりました。

今更ですが、もっと気楽に働いても良かったかな・・・と思うようにもなりました。

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自己紹介

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金融系に勤めるサラリーマンでしたが、早期割増退職金の制度を使って、45歳になった2018年10月末に会社を退職しました。 このブログは退職の1年前から記載を始め、アーリーリタイアを目指すサラリーマンの心境と、アーリーリタイア生活開始後の心境を記載するものです。 家族構成は子供なし、嫁と2人の生活です。
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