週休3日制になればアーリーリタイアしなくても良くなるのか

2020年5月26日火曜日

時事ニュース

新型コロナ対策の1つとして週休3日制を導入してはどうか・・・という話を聞くようになりました。

単純に休みを1日増やせば労働時間が短くなってしまうのですが、出社した日の労働時間を長くすることで帳尻を合わせるというものです。

色々と課題は多いと思いますが、テレワークよりも現実的なように感じます。

新型コロナを機に学校の9月入学を検討するのも良いですが、この機に週休3日制を検討するのは良いかもしれません。

人間の生活は豊かになったとは思うのですが、働く時間はあまり少なくなっておらず、あまり幸せになっていないのかもしれません。

昔は週休1日だった

今は学校も週5日制ですが、Ranpaが子供の頃は土曜日も学校に行っていました。

週休1日制であっても、それはそれで普通に感じていたと思います。

土日が休みとなったのは大学からで、最初は嬉しかったのですが、慣れてくれば当たり前のようになってきますね。

もし週休3日制になっても変化を感じるのは最初だけで、時間が経てば今と何ら変わらないようになるのでしょうか・・・。

因みに、学校は1992年から第2土曜日が休みとなり、1995年から第2・第4土曜日に増え、2002年から毎週となったようです。

会社での導入はそれぞれだったようですが、官公庁は1992年から週休2日となったようです。

週休3日制になれば

出社した日の仕事が増えたとしても、全体としての負担感は減るかもしれません。

毎週月曜日が祝日で、火曜から始めると思えばとても有難い制度のように感じるのですが・・・。

休みが3連休となるのであれば、仕事のことも忘れてリフレッシュしやすいですし、休みの間に出来ることも増えるでしょう。

まとまった自由時間が増えるのなら、アーリーリタイアをしない人は増えるのだろうか。

国民の支出が増えて景気にもプラスになると感じるのは安直でしょうか。


しかし実際のところは・・・

一瞬、良いと思える週休3日制ですが、恐らく良いことばかりでもないのでしょう。

世界的には週休2日制が標準であったため、週休1日から2日に変更するのは簡単であったのだろうと思います。

しかし、世の中が週休2日制で回っている中で、自社だけが週休3日制に移行することは難しく、実際には会社としては営業するが社員が交代で休みを取るというのが現実的であろうと思います。

会社が営業中で他の社員が働いている時に有給を取っても、Ranpaの場合はゆっくり休めなかった記憶があります。

自分が休んでいても会社が営業していれば、出社時に遅れを取り戻す仕事が増えましたし、休む前には不在中の仕事を前倒しでやっていたと思います。

結局は全員が休まなければ、ゆっくりと休めないような気がしますね。

また、休日が長くなるほど会社に行きたくない憂鬱感が増加するはずでしょう。

アーリーリタイアが増える可能性

休日が増えればプライベートと仕事の両立をしやすくなるとは思いますので、アーリーリタイアしなくても良くなる可能性はあります。

しかし、休みが増えて自分を取り戻す時間が増えれば、逆にアーリーリタイアを考える可能性は高まるかもしれません。

我を忘れて働き続けることによって、サラリーマンは定年まで働くことが出来るのだろうと思います。

結局、どちらに転ぶのか分かりませんが、週休3日制はサラリーマン生活への影響が大きく、アーリーリタイアにも大いに関係することになるのでしょう。

自己紹介

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金融系に勤めるサラリーマンでしたが、早期割増退職金の制度を使って、45歳になった2018年10月末に会社を退職しました。 このブログは退職の1年前から記載を始め、アーリーリタイアを目指すサラリーマンの心境と、アーリーリタイア生活開始後の心境を記載するものです。 家族構成は子供なし、嫁と2人の生活です。
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