テレワークでアーリーリタイアする人が減るかもしれない

2020年5月28日木曜日

時事ニュース

新型コロナの影響でテレワークという言葉が浸透してきました。

リートに投資しているRanpaにとっては、テレワークの普及でオフィス需要が低迷するのは困るのですが・・・。

以前「テレワークとコロナ後のオフィスリートについて」にも記載したのですが、Ranpaとしては簡単にテレワークは定着しないと思っています。

しかし、もしテレワークが定着すればアーリーリタイアする人は減るのではないかとも思えます。

アーリーリタイアする人が減るかもしれない

サラリーマンが我を忘れて必要以上に頑張ってしまう理由は、会社の雰囲気にのまれてしまうことが大きいと考えます。

サラリーマンの仕事は集団行動であって、上下関係や評価・競争の中で時間を過ごします。

直接的なインセンティブは給料ですが、それに集団行動が掛け合わされると、給料以上の働きをしてしまいがちです。

しかしテレワークによって集団行動から外れれば、我を忘れることなく、支払われる給料分の仕事だけをすれば良いと考えるようになりそうです。

サラリーマンの自由は確実に増えるのではないでしょうか。

また、平均片道40分と言われる通勤時間も不要となるので、1日80分の自由時間も増加します。

アーリーリタイアはサラリーマンが自由を得るためにするものですが、テレワークにはサラリーマンが仕事と自由の両立を実現させる可能性を感じます。

現状のテレワークに関する疑問

緊急事態宣言が解除され、新入社員が初出社する様子をニュースで報道されるのを見ました。

その新入社員は、「今までテレワークだったので今日が初出社となります・・。」とコメントしていました。

恐らく人事が用意したEラーニングか何かをテレワークと表現したのだと思いますが、テレワークという言葉が浸透する一方で、内容には様々なものが含まれるように思えます。

営業自粛のために自宅待機して、何かあったら電話やメールでやりとりする・・・という状態も広義のテレワークには含まれるのでしょうね。

今まで会社のオフィスでしていた仕事をそのまま自宅で出来るようになれば、仕事と自由の両立は可能かもしれませんが、実際には難しいのであろうと思います。

恐らく、テレワークでも戦力となる仕事はあると思いますが、色々ある仕事の中のほんの一部分なので、その他の大半は出社しなければ仕事の上では非効率になるのでしょう。

テレワークの質にもよるが

とは言え、もしテレワークが出来るのであれば、会社の雰囲気にのまれてしまうことなくフリーランスのような感じで働くことになるのでしょう。

働く時間は必要ですが、自由時間が増え、集団行動による束縛からも解放されるため、アーリーリタイアした気分に近くなると思います。

そのため、テレワークは新型コロナ対応目的ではなく新しい労働スタイルとして面白い変化であるように感じます。

本当に普及して、もっと気軽に働くことが出来るようになるとすれば、アーリーリタイアする人は減るような気もします。

アーリーリタイアは片道切符で、誰でも気軽に試すことの出来ないものであるため、まずはテレワークをして自由を得るということが出来れば良いなと思います。

興味がある方はこちらもどうぞ。。関連ブログ。

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金融系に勤めるサラリーマンでしたが、早期割増退職金の制度を使って、45歳になった2018年10月末に会社を退職しました。 このブログは退職の1年前から記載を始め、アーリーリタイアを目指すサラリーマンの心境と、アーリーリタイア生活開始後の心境を記載するものです。 家族構成は子供なし、嫁と2人の生活です。
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