新型コロナに関する私見について

2020年5月21日木曜日

時事ニュース

サラリーマンだった頃であれば緊急事態宣言は仕事にも関係してきますし、東京で生活をしていましたので、今よりも大きな影響を受けていたはずです。

特に仕事では、通常業務に加え新型コロナ対応をしていたと思いますので、ややこしい事を考えずに済む今は幸せです。

実際のところ、地方でリタイア生活をしていれば新型コロナの影響はとても小さく、負荷を感じることはありません。

しかし、投資している資産については新型コロナの影響で減少しており、ここは大きな影響を受けている部分です。

そのため、アーリーリタイアして出来た時間をフルに使って情報収集に力を入れています。

国内においてはそろそろ収束するのではないか

最近は日々発表される新規感染者数が減少傾向にあり、緊急事態宣言がすべて解除された後も増加せずに収束していくのではないかと感じています。

検査数が少ないので新規感染者数はアテにならないと言われますが、一方で緊急事態宣言が発令されてからは右肩下がりに減少してきました。

また、遅行指標となる入院患者数や死者数も新規感染者数に相関するように見えますので、収束に近づいていると見ています。

これは緊急事態宣言の発令による休業効果よりも、発令によって感染防止の意識が急激に高まったことが影響しているのではないでしょうか。

それまではマスクをしない人もチラホラ見かけましたが、今では見かける人のほぼ全員がマスクをし、店舗の入り口に置かれたアルコール等で消毒する人の割合もかなり高くなったと感じます。


感染する局面が少なくなれば再生産数は低くなるのでは

マスクは感染を防止する効果よりも、感染した人が他人にうつさない効果の方が大きいことはよく聞きます。

多くの人がマスクをすることで、今の空気は飛沫によって濁りにくくなっていますし、飛沫が飛び散って物に付着することも少なくなっているように思えます。

ヨーロッパやアメリカで感染が急拡大していた頃の映像を見ると、マスクを付けている人は少数でしたので、マスクによる効果は大きいのではないかと考えます。

もちろん、マスクをつければ感染しないということではなく、マスクによって感染させる確率を少し下げるだけで再生産数が低くなり、時間とともに収束するように思えます。

感染者が多ければ収束までに時間はかかりますが、日本は既に少なくなってきましたので、収束は近いのではないかと推測しています。

ただし、人は海外からも行き来しますので、感染を拡大させない努力は続ける必要があるのでしょう。

網を張るよりピンポイント的な対策に

会社に行って働かない、営業を止める、遊びに行かない・・・といった全体に網をかけるような対策は経済損失が大きいので、ピンポイント的な対策に移行していくのだろうと思います。

とりあえず全体を止めるのではなく、会社に行って働く場合は〇〇をする、営業する場合は〇〇をする、遊びに行く場合は〇〇をするといった対策でしょう。

マスクは一例ですが、感染しやすい局面が把握されてきたので、その部分について対処をするだけで感染防止の効果は持続可能であろうと思います。

集団免疫の獲得が難しく、ワクチンの開発に時間がかかる中では、行動によって感染防止をする他ないので、より効率的な感染防止対策を探すことになるでしょう。

非効率な対策を続けていれば、諸外国から遅れてしまいますが、幸いにも感染者数として日本はアドバンテージがあります。

効率的な感染防止によって経済の再開を進め、リタイア資産が以前に近い水準にまで戻って欲しいものです。

自己紹介

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金融系に勤めるサラリーマンでしたが、早期割増退職金の制度を使って、45歳になった2018年10月末に会社を退職しました。 このブログは退職の1年前から記載を始め、アーリーリタイアを目指すサラリーマンの心境と、アーリーリタイア生活開始後の心境を記載するものです。 家族構成は子供なし、嫁と2人の生活です。
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