サラリーマンを長く続けると待っている環境

2020年6月25日木曜日

アーリーリタイアして良かったこと

Ranpaは45歳で会社を辞めましたが、続けていれば会社での環境はそろそろ変化してきた頃かもしれません。

実際には辞めているので想像になってしまいますが、恐らく〇〇になっているのだろう・・・ということは過去の経験からある程度は分かります。

サラリーマンを続けていれば確実に給料がもらえましたので、もし辞めずに働き続けていたなら今よりも資産は増えていたのだろうと思います。

ただ、それはサラリーマンを続ければ待っている環境と向き合うこととなり、今の自由は得られなかったのですが・・・。

マズローの5段階説をあてはめると

5段階説では最初に生理的欲求を求め、次に安全欲求、社会的欲求、承認欲求と続き、最後は自己実現欲求を求めることとなるそうです。

人を上手く働かせるには単純にお金をインセンティブとするだけではなく、良い人間関係があって、認められ褒められる環境、やりたいことの実現出来る環境が大事だということです。

しかし、会社が5つの欲求を実現させる環境を提供するのは、若い頃、だいたい45歳ぐらいまでではないでしょうか。

最初の2つ、生理的欲求、安全欲求は最低限確保してくれるのですが、社会的欲求は以前よりも満たしにくくなり、承認欲求や自己実現欲求については多くの人は対象外になってしまうと思います。

ポジションの変化で社会的欲求は満たされなくなる

恐らく45歳を過ぎた頃から、昇格しない人と昇格を続ける人との2極化は鮮明になってくると思います。

昇格しない人のグループに属した場合、自然と周囲の目は変化してくるもので、それまでとは違う疎外感を感じることになるでしょう。

Ranpaも退職することを会社に申告したあと、人事異動で肩書なしとなった後は、何となく周囲とは違った空間にいるように感じました。

共に協力して成し遂げる輪から外れたというか、部外者になったというか、そのような感覚がありました。

<関連ブログ>

当然、承認欲求や自己実現欲求は満たされない

会社で承認欲求や自己実現欲求を満たす環境は、一部を除き、若い社員のみ与えられるものではないでしょうか。

若い社員は育成過程にあり、頑張った者は昇格させ、会社として承認欲求を満たして成長させる環境をつくります。

新たな機会も与えられ、会社の中でやりたいことが出来る環境も提供されるでしょう。

45歳を過ぎた頃からは、会社は社員に成長を期待しなくなり、承認欲求や自己実現欲求を満たす環境は提供しなくなると思います。

それまでのサラリーマン生活よりもさらに我慢が必要で、面白くない環境になってしまうはずです。

このような環境変化がサラリーマン生活の後半を面白くないものにしているように感じます。

Ranpaが45歳でアーリーリタイアしたのも、何となくそのような環境に変化していく前に辞めておこう・・・というものがあったと思います。

自己紹介

自分の写真
金融系に勤めるサラリーマンでしたが、早期割増退職金の制度を使って、45歳になった2018年10月末に会社を退職しました。 このブログは退職の1年前から記載を始め、アーリーリタイアを目指すサラリーマンの心境と、アーリーリタイア生活開始後の心境を記載するものです。 家族構成は子供なし、嫁と2人の生活です。
PVアクセスランキング にほんブログ村

このブログを検索

ブログ村ランキング

QooQ