ふと、賃貸でなくて良かったと感じたこと

2020年8月18日火曜日

住まい

アーリーリタイアしてサラリーマン時代と大きく違うことは、当たり前ですが給与収入が無くなることです。

それによって感じ方が変わることがあります。

税金や社会保険料、社宅費用などは給料から勝手に差し引かれて明細上でのみ知るだけでしたが、給与収入が無くなると実額として支払っている感覚になります。

しかも、それらはあまりサービスを受けていないと感じるものが多いのです。

国民健康保険の支払いを始めて感じたこと

健康保険は任意継続を止めて国民健康保険に切り替えたので、7月から国保の保険料を支払い始めました。

任意継続の保険料は退職してから今年の3月まで毎月支払ったのですが、国保の保険料は1年分を10回に分けて支払うため、支払わなくても良い期間が出てきます。

保険料は1/10ぐらいになったので金額的に大したことは無いのですが、支払わなくても良い期間を経験したせいか、毎月同額の固定費が出ていくことに負担感があります。

コンビニ払いをしているので、支払っている実感があるのです。

スマホや電気、水道の料金は従量課金ですし、費用を支払った分のサービスを受けている感じはするのですが、保険料のように定額でサービスを受けた実感のない費用は無駄に感じてしまいます。

賃貸に住んで、毎月家賃を支払っていても同じ感覚だろうか・・・と思いました。

毎月家賃を支払わなくて住む場所がある安心感

家賃は住む場所の提供と引き換えに支払う費用なので、きちんとサービスを受けているのですが、ただ住むという当たり前すぎるサービスなので、感覚的には税金や保険料に近いように感じると思います。

しかも、数万円単位の高額な出費が永遠に続く訳ですから、負担感は大きいのだろうと思います。

しかし、実際に持ち家と賃貸の違いを考えると、費用の前払いと分割払いの違いであろうと思うのですが・・・。

ただ、「住む」という、とても当たり前すぎるもののために、毎月同じ費用を支払い続けなくてはならないことは、感覚的に負担が大きくなるのでしょう。

特に、給与収入の無くなったリタイア後では大きくなるのだろうと思います。

この感覚がローンをして家を購入させる動機になっていると感じました。

社宅に住んでいる人は注意すべき

Ranpaもそうでしたが、サラリーマン時代に社宅に住んでいて直接家賃を払った経験のないような人は分かりにくい感覚であろうと思います。

社宅に住んでいる人がリタイアする場合、退職と同時に社宅を退去することになるため、退職後の住む場所探しは必ず直面する問題です。

しかし、自分で家賃を支払って住んだことがない、言わば、住宅初心者の方は、リタイアして収入が無いのに毎月家賃を支払う感覚は想像しにくいでしょう。

以前「最近気付いたリタイア生活をより楽しむ方法」に記載した通り、リタイアして賃貸で暮らすメリットもあるのですが、毎月それなりの金額が無駄に減っていく感覚が付きまとうのかもしれません。

結局は同じかもしれませんが、前払いは感覚的な安心感があるのだと思います。

国保の保険料支払いが始まり、ふと、感じたことを記載しました。

興味がある方はこちらもどうぞ。。関連ブログ。
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金融系に勤めるサラリーマンでしたが、早期割増退職金の制度を使って、45歳になった2018年10月末に会社を退職しました。 このブログは退職の1年前から記載を始め、アーリーリタイアを目指すサラリーマンの心境と、アーリーリタイア生活開始後の心境を記載するものです。 家族構成は子供なし、嫁と2人の生活です。
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