また絶望のサラリーマンが出たのだろうか

2020年10月1日木曜日

退職ニュース


今日の東証のシステム障害には驚きました。

本来、値段が付くべき日に付かないことは、色々な方面に影響が及ぶのだろうと思います。

予定は狂うでしょうし、損害も出るのでしょうね。 

ただ、システム障害にはその原因があって、その原因を作った担当者がいるはずです。

どういった経緯か分かりませんが、お気の毒に思えます。

システム化が進むとこうなる

最近はデジタル庁の設立など、IT化が遅れているので進めなければ・・・という雰囲気にあります。

しかし、デジタル化が進むほど、今回のような事象は起きやすくなるのでしょう。

10万円の特別給付金の際には、マイナンバーのシステムと自治体のシステムが繋がっていないため、余計に面倒で時間がかかる・・・といった問題がありました。

逆に、もしそれらが1つの仕組みとして繋がっていれば、どれか1つのシステムで障害が起こった場合に、全自治体に影響が出る可能性が出てきます。

デジタル化して自動化を進めるには、個々の仕組みを繋げて全体で1つのシステムにすることとなるため、大きな障害を発生させやすくなってしまうのです。

また、新たな機能を追加する時には、色々なものに繋がって大きくなったシステムのどこに影響が出るのかが分かりにくくなります。

そのため、小さな改修でも大きなコストが発生することになるのです。



想像するに・・・

今回の件は、中途半端な時間に再開させれば影響が大きくなるので敢えて1日停止としたのだろうか、それとも本当に復旧が出来なかったのだろうか・・・。

装置故障が原因と発表されているようですが、恐らく10月1日に何かを変更するシステム改修が悪さをしたように思えます。

コンチプランが発動されて、恐らく終日、システム部門は〇〇をして、〇〇部門は金融庁に報告をして、〇〇部門はプレスリリースをして・・・などということをしているのでしょう。

その中でも原因となった部門は安全性と時間と天秤にかけて、少しでも速く、かつ確実な方法を必死で探しながら改修対応をしていると思います。

何と言っても、自分達の責任で多くの人に迷惑をかけてしまったのですから・・・。

Ranpaも小さなものですが、似たような経験を何度もしました。

また絶望のサラリーマンが出たのだろうか

以前、セブンペイの時にも同じようなことを記載したのですが、こういったことが起こると担当者の悲痛さを身に染みて感じます。


もし10月1日付けのシステム改修が原因であるとすれば、その担当部門の責任者は、これから同様の仕事を任されることは無くなるのだろうと思います。

サラリーマン社会とはそのような場所でしょう・・・Ranpaの会社もそうでした。

そのため、そうはならないように必死で安全策を講じるのですが、それでも運が悪ければ地雷を踏んでしまいます。

地雷を踏みたくないので、嫌な臭いのする仕事は社内で押し付け合いをすることも日常です。

今回の事案は、少しでも早くそのような環境から抜け出したいと思っていたサラリーマン時代を思い出してしまいます。

自己紹介

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金融系に勤めるサラリーマンでしたが、早期割増退職金の制度を使って、45歳になった2018年10月末に会社を退職しました。 このブログは退職の1年前から記載を始め、アーリーリタイアを目指すサラリーマンの心境と、アーリーリタイア生活開始後の心境を記載するものです。 家族構成は子供なし、嫁と2人の生活です。
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