アーリーリタイア・集団に属さない者の気持ち

2020年11月26日木曜日

アーリーリタイアして良かったこと

会社を辞めてアーリーリタイアすれば集団に属さない生活が始まります。

仕事は役務の提供ですので負担があるのは当然ですが、集団に属するだけでも負担があったことに最近になって気付きました。

それは特定の対人関係が苦手な人だけが感じるものではなく、誰でも集団の中では強いられる負担です。

集団に所属する負担

集団に所属すれば他人が考えた方針に従わなくてはなりません。

方針に従わなければ罰を受けてしまいますので、罰を受けないよう気を使うこととなるでしょう。

会社で評価されるにも、その方針に沿った仕事をする必要があります。

方針以外にも、会社には規定や文化、規範など、所属員が従わなくてはならないことがたくさんありますよね。

それらは働きやすい職場であったり好きな仕事であるなどとは関係なく、集団として仕事をすれば必ず存在するものであろうと思います。

ただ、それらに従う負担は当たり前すぎて、負担とは感じにくいものです。

リタイアしてから分かること

アーリーリタイアして2年ぐらい経ち、ようやく集団に属する負担が大きかったことに気づき始めました。

集団に属する負担は、それが無くなって初めて分かるものかもしれません。

例えば、地球で生活すれば重力を受けるのですが、普段は重力を負担として感じながら生活はしていないと思います。

宇宙で2年ぐらい生活し、宇宙の生活が慣れた頃、ようやく地球の重力が負担であったと感じるのだろうと思います。

集団に属していれば、方針に従わなければ罰を受ける・・・、罰を受けないよう気を使うわなくてはならない・・・となるのですが、リタイアするとそれが無くなるのですね。

時間が経って分かってくること

会社に行く面倒くささが無くなったり、日曜夜の憂鬱から解放されることや、忙しさが無くなることなどは、会社を辞めればすぐに実感することが出来ます。

しかし、リタイア生活をしているとジワジワと分かってくる違いもあるようです。


それはサラリーマン時代の潜在的な負担であって、普段は認識していなかったのですが、実は大きな負担だった・・・という感じです。

最近、そのようなことを感じるのですが、時間が経てば他にも出てくるかもしれません。

自分では気付いていない負担があったとは、会社で働くということは意外にタチの悪いものなのかもしれませんね。

自己紹介

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金融系に勤めるサラリーマンでしたが、早期割増退職金の制度を使って、45歳になった2018年10月末に会社を退職しました。 このブログは退職の1年前から記載を始め、アーリーリタイアを目指すサラリーマンの心境と、アーリーリタイア生活開始後の心境を記載するものです。 家族構成は子供なし、嫁と2人の生活です。
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