人によって異なるボーナス減少のインパクト

2020年12月15日火曜日

時事ニュース

今年のボーナスは相当に厳しいという声が各所から聞かれます。

ニュースでも、前年と比べた減少率が2ケタ以上となる会社が4社に1社になっていると発表されていましたし、航空業界ではゼロや8割減となるなど・・・。

会社によって年収に占めるボーナスの割合は大きく異なると思うのですが、ボーナスの割合が高ければ、大幅に年収が減ってしまったのでしょう。

一言で「ボーナスの削減」と言っても、人によってその影響度合いは大きく異なるように思えます。

年収に占めるボーナスの割合が高い人が厳しい

給料は簡単には減らせないのですが、ボーナスは会社の業績によって自由に減らすことが出来るため、会社側から見ると給料よりもボーナスの方が都合が良いそうです。

また、人件費抑制のため、固定部分を少なくし、変動部分を多くする傾向にもあります。

変動部分の割合は若手社員よりも管理職以上の方が大きくなるため、シニアクラスの人達が特に大きな影響を受けているのだろうと思います。

アーリーリタイアの準備を進めている人にとっては、若干の修正が必要になったのではないでしょうか。

長期の計画としては、予期しなかった修正であろうと思います。

年収に占めるボーナスの割合が低い人は・・・

逆に、そもそもボーナスが無かったり、年収に占めるボーナスの割合が低い人にとっては、大きな影響は無かったのかもしれません。

リタイア生活をしている人もボーナスはありませんので、基本的には影響はありません。

その意味では、リタイア生活者は景気の影響を受けにくいのだろうと思います。

年金生活をしている人であれば、コロナ禍においても、〇〇ショックが起ころうとも、安定した生活を続けられるのでしょう。

株式などへの投資をしていれば影響は受けるのですが、そうでなければ全く影響は受けないのでしょう。

投資をしていない年金生活者が最も安定しているのだと思います。

アーリーリタイアとの関係

コロナが収束して業績がV字回復してくれれば良いのですが、回復に時間がかかる業種もあるでしょう。

冬のボーナスは厳しくて仕方がない・・・と思えても、来年の夏、冬・・・と続けばどうでしょうか。

基本的に来年夏のボーナスは今年の下半期の業績によりますので、恐らく厳しいボーナスは続くのだろうと思います。

このような環境がアーリーリタイアのきっかけとなることもあるでしょう。

景気が良く、ボーナスがウハウハの状態が当面続きそうであれば、辞めるのは勿体ないと考えますよね・・・。

風が吹けば桶屋が儲かる・・・のように、意外なところに影響が出てくるかもしれません。

自己紹介

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金融系に勤めるサラリーマンでしたが、早期割増退職金の制度を使って、45歳になった2018年10月末に会社を退職しました。 このブログは退職の1年前から記載を始め、アーリーリタイアを目指すサラリーマンの心境と、アーリーリタイア生活開始後の心境を記載するものです。 家族構成は子供なし、嫁と2人の生活です。
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