リタイアすると、なぜ、やる気が出なくなる?

2021年1月15日金曜日

アーリーリタイアの心境

会社を辞めると色々なことが変わります。

会社に行く必要がなくなり、多くの自由時間が手に入りました。

しかし、サラリーマン時代にも少ないながら自由時間はあったのですが、当時と時間の使い方は大きく異なるように思えます。

今から思うと、サラリーマン時代は自由時間であっても仕事の事を考えたり、仕事のためになる事をしている時間が多かったように感じます。

やりたかったことが出来ていない

会社を辞める前、リタイアして時間が出来れば、〇〇や〇〇、〇〇など、色々やってみたい・・・と考えていました。

しかし、その大半はやることなく今に至っています。

サラリーマンの時と今とでは環境が大きく違っており、当時はやりたかったことでも今はやりたいと感じない・・・、そのようなものが多くなります。

自由になって時間が出来れば色々な事が出来そうに思うのですが、自由になれば、それはそれで色々な事が面倒に感じるようにもなりました。

かと言って、何もしたくない・・・という感じでもなく、新たにしたい事は出てくるのですが・・・。

リタイアするとアウトプットする場が無い

アウトプットする場が無くなったことが、イマイチやる気が出ない理由の1つであろうと思います。

サラリーマン時代、色々な事を経験し勉強すれば、将来、何等かの形で自分のためになる・・・という気持ちがありました。

色々な事を経験し勉強したアウトプット先が仕事であったのだろうと思います。

努力すれば、何等かの形で報われ、自分のためになると・・・。

しかし、仕事を辞めてしまえばアウトプットする場所が無くなり、努力しても報われなくなったように感じます。

自己満足のための努力は持続しにくいのです。

アウトプットする場が無いということは良い事でもある

英語が使えたら仕事がしやすくなるため、英語を自主的に勉強したとします。

ただ、周囲でも英語を勉強する人が多ければ、本来は自主的であっても実際には強制に近いものとなっている場合もあります。

サラリーマン社会では自主的とは言いながら、やらざるを得ない場合が多かったようにも思います。

努力してアウトプットする場が仕事であるとすれば、結局、努力は仕事のためにしていることで、プライベートでも仕事に関する時間を使っていたのかもしれません。

そう考えれば、リタイアしてアウトプットする場が無くなり、イマイチやる気が出なくなったとしても、それはそれで悪い事ではないのかもしれません。

自己紹介

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金融系に勤めるサラリーマンでしたが、早期割増退職金の制度を使って、45歳になった2018年10月末に会社を退職しました。 このブログは退職の1年前から記載を始め、アーリーリタイアを目指すサラリーマンの心境と、アーリーリタイア生活開始後の心境を記載するものです。 家族構成は子供なし、嫁と2人の生活です。
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