コロナショックでどれぐらい痛い目にあったか

2021年1月24日日曜日

資産状況

新型コロナがパンデミック化して、あれよあれよという間に1年経ちました。

この1年間、多くの投資家は今までに無い経験をしたと思います。

3月に恐ろしいぐらいに急落した後、日経平均はバブル後の高値を更新していますので・・・。

Ranpaの場合、1年前の時点で投資していた金額は、リートが2,110万円、株式は255万円、ファンドは275万円、合計では2,640万円でした。

その後、ナンピンによる追加投資をして今ではリートが4,500万円、株式が265万円、ファンドが275万円、合計で5,040万円にまで増加してしまいました。

過去1年間、下がればナンピン・・・という態勢で、落ち着かない日々を過ごしてきたと思います。

コロナショック以降の投資資産の評価損益

コロナショック以降の投資資産の評価損益をまとめてみました。

暴落前、昨年2月中旬の評価損益は約660万円のプラスでしたが、その後は急落して3月19日には1,130万円のマイナスになりました。

約1ヵ月で1,800万円近くリタイア資産が無くなったことになります。

リタイア後の生活を20万円/月でやっていますので、単純計算すると7年半分の生活費相当額が1ヵ月で消失したような感じです・・・。

その後は追加投資によるナンピンをしながら、約500万円のプラスまで戻ってきました。

推移を図にして全体を眺めると、多少の浮き沈みはありつつ、大きく暴落した後は右肩上がりに戻ってきたという状況です。


コロナショックによる教訓

今回はパンデミックという未曾有の出来事ではあるのですが、〇〇ショックは何年かに1度やってきて、その都度、痛い目に合います。

リタイア2年目なのに、早速、またやられた・・・という状態です。

ただ、その時点で価格変動する金融資産への投資額は、金融資産全体の1/3程度であったので、消失は上記の範囲で収まりました。

もっと多くのリターンを得るためにリスク資産の比率を高めていれば、ナンピンも出来ずに痛手はもっと大きかったと思います。

ナンピンによりその比率は1/2程度まで上昇していますので、これ以上はリスクが高いと考えています。

退職して給与収入が無くなり、損失を補填することが出来なくなった今、より高いリターンを求めてリスクを取るより、次回の〇〇ショックに備えることが正しい選択であろうと思っています。

コロナ前の水準に戻った区切りとして

評価損益はコロナ前の水準には戻っていないのですが、コロナショック以降に受け取った配当金・分配金を加味すれば、コロナ前と同水準にまで戻った計算にはなります。

コロナショックを経験し、以前の水準にまで戻ることが出来たことは大変ラッキーであったと考えるべきですね。

少し違っていればアーリーリタイアが失敗して、働かなくてはならない状態になっていたかもしれないでしょう。

リタイア資産を遊ばせておく訳にもいかないのですが、投資すれば必ずリスクも出てきます。

投資の失敗がアーリーリタイアの失敗となるこを、決して忘れないように心に留めておかねばいけませんね。

自己紹介

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金融系に勤めるサラリーマンでしたが、早期割増退職金の制度を使って、45歳になった2018年10月末に会社を退職しました。 このブログは退職の1年前から記載を始め、アーリーリタイアを目指すサラリーマンの心境と、アーリーリタイア生活開始後の心境を記載するものです。 家族構成は子供なし、嫁と2人の生活です。
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