最近、コロナバブルという言葉をよく聞くようになりました。
残業代やボーナスが大きく減少したと言われる一方で、最高益を出す企業も目立ちます。
コロナ対策によって厳しい業界を支えているのですが、金融・財政政策は一律なので、儲かっている業種はさらに儲かってしまうのですね。
そのような環境では、アーリーリタイアを目指す人も、少なからず何等かの影響を受けているのだろうと思います。
アーリーリーリタイアを目指す人とコロナの関係について考えてみます。
コロナによってアーリーリタイアが近づいた人
ここ最近の株価上昇によって資産を増やしている人はとても多いようです。
1年前の日経平均株価は24,000円ぐらいでしたが、コロナショックにより3月には16,000円台まで暴落し、直近は3万円を超えるところまで上昇しています。
結局、日経平均株価としては1年で1.25倍になっていますので、投資していた人は平均的には1.25倍以上に資産は増加したと言えるのでしょう。
さらに、暴落時に投資した人であれば、もっと増加しているのでしょう。
この1年間で、アーリーリタイアするための目標資産額に近づいた人は、かなり多いのだろうと思います。
コロナによってアーリーリタイアが遠くなった人
逆に、外食やサービス業のサラリーマンで資産運用もしていない人にとっては、アーリーリタイアが遠くなったのかもしれません。
外食やサービス業の決算発表は赤字が多く、かなり厳しい1年であったようです。
資産運用をしていなければ、株価が上昇しても恩恵はありませんし、残業やボーナスの減少により年収はダウンしているのでしょう。
アーリーリタイアするための資産増加計画が、コロナによって未達になってしまった人もいるのだろうと思います。
コロナによってアーリーリタイアする人が増えている??
企業業績の2極化とともに、アーリーリタイアを目指す人も、コロナによって2極化が進んだのであろうと思います。
しかし、全体として見れば、恐らく、アーリーリタイアを目指す人は資産運用をしている人が多いと考えられるため、アーリーリタイアが近づいた人の方が多いのでしょう。
また、テレワークをすることで、会社のマインドコントロールが効かなくなり、本来の自分を取り戻した人も多いはずです。
いつものように会社で働き続けていれば気付かなかったことでも、テレワークによっていつもとは違う自分を発見した人もいるのでしょう。
コロナは色々なものに影響を与えていますが、アーリーリタイアする人にも大きな影響を与えたのだろうと思います。
仮に、コロナバブルが弾けたら、さらに大きな影響を与えそうですが・・・。
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