株高の恩恵を受けないインカムゲイン投資の辛いところ

2021年2月20日土曜日

投資全般

生活に必要な現金だけを残し、残りはすべてインカムゲイン投資をしています。

資産の運用収入で生活費を賄う計画では無いのですが、今のところ、このインカムゲインによって生活が出来ています。

インカムゲイン投資の良いところは、株価に左右されにくく、安定的に収益が得られるところで、リタイア資産の運用には向いているように思えます。

評価損益が大きくプラスになっても手放せない

昨年12月ぐらいからメインで投資をしているリートの価格が上昇しています。

評価損益としてはコロナ前を上回る水準まで戻ってきましたので、嬉しくはあるのですが、売却しなければ利益にはならないのですよね。

分配金を目当てに投資していますので、売却してしまうと以後の分配金がもらえなくなって困ります。

売却しないとすれば、価格が上昇しても何の恩恵もありません。

あるとすれば安心感のようにも思えるのですが、一方で、せっかくここまで上昇しているのに売却しなくても良いのだろうか・・・という焦燥感に駆られるのも事実です。

一部ではコロナバブルと言われることもあり、いったん売却して、下がったところで買い戻す方法もあるのですが、そのような時に限って上昇するのですよね。

評価損益が大きくマイナスになっても変化なし

昨年3月に大暴落した時、評価損益は大きくマイナスになりました。

しかし、保有していた株式やリートの売却はしていませんので、損失も発生しませんでした。

価格が大きく下落しても、予定していた分配金はもらえましたので、大暴落をしても何も変わっていないという感じだったと思います。

ただ、マイナス額が大きくなれば、精神的にきつくはなりますが・・・。

もちろん、下落した時に売却しなければ、長期の塩漬け状態になっていたかもしれませんので、とりあえず、今回は結果オーライというところです。

ここで手放さないのがインカムゲイン投資

今後の方針ですが、価格は上昇しているものの、インカムゲイン投資の原則通り、売却せずに保有を続けるつもりです。

これが、吉と出るか凶と出るか分かりませんが・・・。

長期的にはインカムゲイン投資の方がパフォーマンスは良くなると考えているからです。

価格が下落すれば精神的にきつくなり、上昇しても焦燥感に駆られる・・・インカムゲイン投資とはそのようなものだろうと思います。

リタイアされた方の多くはリタイア資産の運用をしていると思うのですが、このような落ち着かない日々を過ごされているのだろうと想像しています。

自己紹介

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金融系に勤めるサラリーマンでしたが、早期割増退職金の制度を使って、45歳になった2018年10月末に会社を退職しました。 このブログは退職の1年前から記載を始め、アーリーリタイアを目指すサラリーマンの心境と、アーリーリタイア生活開始後の心境を記載するものです。 家族構成は子供なし、嫁と2人の生活です。
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