働かずに生活をするためには、なるべく支出を減らしたいと考えるのですが、生活の質は落としたくないですよね。
生活の質を落とせば支出が減るのは当然ですが、生活の質を落とさずに支出を減らすには、ちょっとした工夫が必要になると思います。
使うと思って支出したが、実は使わなかったというアンマッチを無くすことでしょう。
使うものと支出をきっちりマッチングさせるのは難しいのですが・・・。
いらないところに費用が発生している
もうすぐ電気の契約を変えて1年になります。
使い方は全く変わらないのですが、電気の契約を変えただけで、約1万円/年ぐらい安くなりました。
リタイア生活では昼間に電気をよく使うため、それに合致したタイプの契約に変更したことが理由です。
最近、家族を含めて楽天モバイル化を進めているのですが、料金体系が利用量に応じた従量制でかつ安価なので、無駄にならないところが気に入っています。
今までは使わない分まで契約し、使いきれずに終わってしまうことが多かったと思います。
これらは、いらないところに色々な費用が発生している一例です。
アンマッチをマッチングさせる努力
最近のエアコンや冷蔵庫はエコ家電化が進んでいるらしいですね。
聞くところでは、本体の省エネは行くところまで行き着いているのですが、冷え過ぎを防止して、いらないときは本体を働かせないようにする機能が進化しているそうです。
車の燃費向上も似たようなもので、エンジン自体の低燃費化はこれ以上見込みにくいため、アイドリングストップや、回生ブレーキ、CVTなどで、無駄にエンジンを回さない機能によって燃費を向上させています。
金融商品の分野においても、普通の商品では差が出ないため、長く契約することで利回りが高くなるタイプの商品があります。
長く契約することを条件に、短期の解約ロスを差し引くことで利回りを向上させています。
結局、必要なものを手に入れるために、要らないものにまで支出をしてしまうことが多く、そこに気付くことが出来れば、生活の質を落とさずに支出を減らせるのでしょう。
必要なだけ支出するが基本
いらないものにまで支出することについては、働くことも同じように思えます。
日々、サラリーマンとして会社に行く理由は、生活するために必要なので働く・・・や、退職後の生活のために働く・・・などの目的があるからでしょう。
しかし、働く目的と実際に働くことについて、きっちりマッチングしているのでしょうか。
意外にアンマッチしていて、不必要に働いている人も多いようにも思えます。
労働も考え方によっては支出になりますので、工夫によって、人生の質を落とさないレベルで支出(労働)を減らす余地はあるのではないでしょうか。
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