先日、元同僚と仕事の話をした時、ふと、当時はリスクの高い日々を送っていたな・・・と、改めて思うことがありました。
当時はそれが当たり前で、日々、心配しながら仕事をしていたのですが。
リタイアした今になって、なぜ、そこまで、そのようなリスクにさらされながらの生活を続けることが出来たのだろうか・・・と考えてしまいました。
運よく、そのリスクが顕在化する前にアーリーリタイア出来たのですが、それは本当に良かったなと思います。
サラリーマンのリスク
アーリーリタイアすれば収入が無くなるため、想定外のことが起こればリカバリーが難しかったり、想定自体が間違っているかもしれないというリスクがあります。
想定外のことが起こらないようシュミレーションを繰り返すのですが、それでも辞める時には不安になると思います。
ただ、サラリーマンにもリスクはありますよね。
色々な仕事をしますので、失敗すると多くの人に迷惑をかけてしまいますし、それによって上司から悪い評価を受けるかもしれません。
サラリーマンとして仕事をするということは、日々、そのようなリスクにさらされながら生活をするということで、それによるストレスに耐えなければならないのでしょう。
サラリーマン社会の集団心理
サラリーマンはなぜ大きなリスクにさらされるのか・・・、それはこのブログで何度か記載した、サラリーマン社会のマインドコントロールにあると考えます。
集団の中で生活をすると、通常では考えられないような判断をしてしまうことがありますよね。
集団に残るため、他のメンバーに迷惑をかけないため、集団の中での地位を向上させるため・・・などと考えてしまいます。
集団生活の中で異常な状態となり、犯罪に至ったというニュースは時々聞きますし、そこまでいかなくても、会社で失敗を隠すために規則違反をするというのもよくありますよね。
サラリーマン社会は、ある意味、通常ではない環境で、通常では考えられないリスクにさらされているのだろうと思います。
そんなにリスクにさらされなくても
恐らく、サラリーマンは必要以上にリスクにさらされているように思えます。
本当は給料分だけのリスクを負い、給料分だけ働けば良いのですが、サラリーマン社会の独特な雰囲気によって、必要以上のリスクに耐え、必要以上に働いてしまいます。
アーリーリタイアもリスクはあるのですが、それは自由に生きるためのリスクであって、必要分だけのリスクなのだと思います。
集団から抜け出せば、必要以上にリスクを負うことは無くなるのでしょう。
不要なリスクが顕在化する前に会社を辞めたい・・・、そう考えたのも、アーリーリタイアを目指した理由の1つであったと思います。
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