【無謀と臆病】楽しみな未来と、不安な将来について考える

2021年4月4日日曜日

リタイア後の生活

毎日仕事に行くのが嫌で、早くリタイアしたいと思いつつ、会社を辞めることには不安を感じる人が多いと思います。

サラリーマンを長く続けていれば、その絶妙なバランスを保ちながら日々過ごすことになるのでしょう。

アーリーリタイアするにもバランスが必要で、早すぎればリタイアしてから苦労することになり、遅すぎれば無駄に働きすぎたことになります。

誰でも、闇雲に少しでも早くアーリーリタイアを始めるのではなく、最も正しい時期を見極めてスタートするべきですが、その見極めが難しいですよね。

楽しみな未来

会社に行かなくなって2年5ヶ月を過ごしましたが、この先もずっと働かなくても良いことを想像すると嬉しくなります。

今までのリタイア生活は事前に計画していた通りで、安定した生活が出来ています。

と言うか、計画にはバッファーを持たせているため、計画通りであれば少しずつですが、お金の面については余裕も出てきます。

まだまだ先にはなりますが、不確定な位置づけとしている年金が支給されれば、さらに余裕も出てくるのだろうと思います。

時間の経過とともに不確定要素が確定していくにつれ、バッファーとして準備していたものが不要となって、今よりもリタイア生活の快適さは増していくのだろうと考えてます。

不安な将来

ただ、全く不安を感じない訳でもありません。

本当にこのままの自由が続くのだろうか・・・と考えることもあります。

〇〇ショックなどでリタイア資産が大きく棄損してしまうのではないか・・・や、想定外のことが起きて、リタイア資産が底をつくのではないか・・・、重い病気を患うのではないか・・・など、考えれば色々と不安が出てきます。

そもそも、人口が減少して少子高齢化が進む日本においては、厳しい将来が待っていると考えるのが普通でしょうね。

年金が大幅に削減されつつ、税金や社会保険料が増加し、恐らく、今よりも生活は厳しくなると思います。

今は大丈夫でも長く続くリタイア生活で大丈夫か?

リタイア生活を始めると、思っていたよりも生活費がかからない・・・と感じる人は多いように思えます。

ただ、今は問題無くても、将来において大丈夫なのかは十分に考えるべきですよね。

少ない資産で無理をしてアーリーリタイアをした場合、10年後、20年後もその問題の無い生活を続けることが出来るのか心配に思えます。

特に、サラリーマンであった年数が短ければ、もらえる年金も少ないでしょうし・・・。

本当はアーリーリタイア出来るのに、臆病風に吹かれてやらない人に対しては、アーリーリタイアはそれほどリスクが高く無いことに気付いて欲しいと思います。

逆に、無理なアーリリタイアをすることは避けてい欲しいとも思っています。

アーリーリタイアを考える時、何故か、無謀か臆病のどちらかになってしまいがちです。

やはり、バランスを無視してアーリーリタイアするのではなく、会社を辞めた後も、未来が楽しみで、将来に不安を感じない生活が良いですね。

自己紹介

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金融系に勤めるサラリーマンでしたが、早期割増退職金の制度を使って、45歳になった2018年10月末に会社を退職しました。 このブログは退職の1年前から記載を始め、アーリーリタイアを目指すサラリーマンの心境と、アーリーリタイア生活開始後の心境を記載するものです。 家族構成は子供なし、嫁と2人の生活です。
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