アーリーリタイアをするためにはいくら必要か・・・。
この問題を難しくさせる幾つかの原因の1つに、リタイア資産の運用利回りをどれぐらいに設定するか・・・という問題があると思います。
当然、高めに設定すれば少ない金額でリタイア出来るのですが、リスクが高まります。
Ranpaの場合、何パターンものシュミレーションをしたのですが、税引前で1%ぐらいが妥当であろうかと考えていました。
結局、何に投資するかは人それぞれで、運用利回りも人それぞれとなるのですが・・・。
参考に、Ranpaの現時点での運用利回りを計算しましたので記載をします。
投資先別の投資額と利回り
投資額に対する2021年の予想収入(税引後)で利回りを計算してみました。
※インカムゲインのみ、NISA枠を使った運用は課税なしとして計算しています。
リート:4.64%
株式:5.17%
ファンド:0%(もともと分配金無しのため)
社債:2.18%
合計:3.30%
JHR、いちごホテル、インヴィンシブルのホテル系リートが利回り1%に満たず、足を引っ張っています。
逆に、同じホテル系でも大江戸温泉は4.11%あるのですが・・・。
還付金を含めた最終運用利回り
「【税金還付】想定通り、約19万円の還付を受ける」に記載の通り、確定申告をして源泉徴収税の一部を取り戻しましたので、利回りを調整してみます。
還付の対象は昨年度の税金ですが、分かりやすく現金主義として着金日ベースで考えますと、以下のようになります。
リート:5.06% ※0.42%アップ
株式:5.17%
ファンド:0%(もともと分配金無しのため)
社債:2.18%
合計:3.49% ※0.19%アップ
全体としてみると、0.19%増加しただけですが、リートだけを見ると5%台まで上昇しましたので、確定申告をして還付金をもらった影響は大きいと感じています。
リスクとリターンはトレードオフの関係
事前の想定としては税引前で1%ぐらいだったのですが、3.49%と上振れしています。
しかし、これはこれで良いのだろうと思っています。
上振れすれば、計画よりも少し潤った生活が出来るだけですので・・・。
逆に、当初から高めの設定をすれば、リスクの高い投資先を探すこととなり、アーリーリタイアを失敗させる可能性が高まってしまいます。
アーリーリタイアが失敗する最大の理由は投資の失敗であろうと考えます。
保守的な計画をすることで、リタイア開始が遅くなるかもしれませんが、上振れすれば少し潤ったリタイア生活が出来る特典が待っています。
アーリーリタイアを計画すること自体が、人とは違う革新的なものですから、中身はそれを上手く行かせるために保守的で良いのだろうと思います。
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