【誤解か?はたまた偏見か?】 アーリーリタイアが理解されにくい理由

2021年5月11日火曜日

リタイア後の生活

バリバリ仕事をして楽しんでいる人にとって、リタイア後の生活はどのように想像されるのだろうか。

会社を辞め、仕事をせずに仙人のような生活など望まない・・・そのように考えそうです。

アーリーリタイアは正しく理解することが難しい、誤解されやすいものなのかもしれません。

かく言うRanpaも、バリバリ仕事をして楽しいと感じていた時期もありました。

ただ、Ranpaの場合は、バリバリ仕事をして楽しいと感じることと、アーリーリタイアをして自由を得ることとは別のものとして捉えていたように思えます。

共感してもらいにくいこと

リタイアした人が、昼間からNetflixを見ていたり、近くの公園のベンチに座って自然を観察したり、平日に図書館に行ってゆっくりと読書をすることがテレビで紹介されたとします。

アーリーリタイアを考えたことの無い人が、それを見るとどのように感じるのだろうか。

有り余る自由に対し、無駄に時間を過ごしているように見えるのではないだろうか・・・。

頑張ってリタイア資産を貯め、アーリーリタイアを成し遂げた後に待っている生活として、共感してもらいにくいようにも思えます。

そんな生活をするのなら、働いていた方がマシではないかと。

本当の良さも伝わりにくい

確かに、地味でゆったりとした生活はリタイア後のありがちな姿なのですが、それだけでは正しく伝わっていないように感じます。

サラリーマンでいる限り、朝起きて会社に行き、嫌な仕事をしながら、付き合いたくない人とも付き合うこととなります。

我慢しながら過ごしつつ、自由時間は僅かですぐに終わってしまうため、落ち着くことはできません。

そもそもアーリーリタイアするのは、そんな生活から抜け出すことが最大の目的であり、ゆったりとした時間を過ごす生活は結果として付いてくるだけのようにも思うのです。

その順序を逆にして、ゆったりとした時間を過ごす生活が前面に出てくれば、リタイア生活は共感してもらえなくなるのではないでしょうか。

働かない生活をするだけで十分

サラリーマンの本質は、自由時間を犠牲にして労働力を提供する代わりに給料をもらうことのはずです。

それは辛いことではあるのですが、サラリーマン社会のマインドコントロールによって感覚を麻痺させながら我慢をすることで、何とか何十年も働くことが出来るのだろうと思います。

そのような生活からアーリーリタイアして抜け出すことが出来れば、まずはそれだけで十分に価値のあることであろうと思います。

その後の生活は人それぞれで、ゆっくり過ごしたい人もいれば、活動的に過ごしたい人もいるのだろうと思います。

そのように考えると、アーリーリタイアを考えたことの無い人に対し、テレビ等での短い時間でアーリーリタイアを紹介するのは難しいのだろうと思いました。

自己紹介

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金融系に勤めるサラリーマンでしたが、早期割増退職金の制度を使って、45歳になった2018年10月末に会社を退職しました。 このブログは退職の1年前から記載を始め、アーリーリタイアを目指すサラリーマンの心境と、アーリーリタイア生活開始後の心境を記載するものです。 家族構成は子供なし、嫁と2人の生活です。
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