【あなたは格差を感じますか?】 年収の格差と勤続年数の格差に相関性はあるのか?

2021年5月22日土曜日

働き方

格差が拡大している・・とか、格差社会が進行しているなどとよく聞きます。

確かに収入の格差は広がっており、よく言われる、派遣と正社員の違いだけはなく、能力給化が進むサラリーマン社会の中でも、それは進んでいると思えます。

格差があれば、生活や働き方も異なるように思えるのですが、実際にはどれだけ差があるのだろうか・・・。

会社の中だけを見れば、どんどん昇格していく人と、そうでは無い人とでは、あまり生活や働き方の差は感じなかったように思えます。

意外と、昇格していないような人であっても、リッチな生活をしている人は多かったような記憶があります。

収入の格差

高額納税者と一般の人を比べると、有り得ないぐらいの収入格差がありますよね。

そこまでではなくても、普通のサラリーマンの中であっても格差は大きいと思います。

普通をどの範囲までとするかにもよりますが、収入格差は3倍ぐらいあるのでしょうか。

働く時間、内容、辛さなどにもよるとは思うのですが、考えてみれば、1.5倍の違いであっても、格差としては大きいはずです。

この格差だけで考えれば、本来、収入の少ない人は長く働く必要があり、多い人は短くても良いように思えるのですが・・・。

勤続年数の格差

一方、勤続年数については、収入ほど格差はないと思います。

単純計算で考えてみると、収入が2倍あれば、働く期間は1/2でよくなり、逆に、収入が1/2の人であれば、働く期間は2倍必要になるはずです。

当然、生活水準の違いがあるなど、一概には言えないと思いますが、ある程度はそのような法則があっても良さそうに思えます。

しかし、実際はそうではなく、収入と勤続年数との相関性はそれほど高くないような気がします。

収入が多い人であっても、世間一般的に退職するような年齢まで働き続けるという、経済合理性に欠ける状態になっているのではないだろうか。

本当は働かなくてもよい人が働いている

収入の2倍や3倍の格差は普通に存在するとは思いますが、それを勤続年数に当てはめることは、そもそも不可能なのかもしれません。

20歳~60歳までの40年間働く人がいれば、半分の期間となる40歳でリタイアする人、1/3の期間となる34歳でリタイアする人がいることとなるのですが、まだそのような状況が一般化しているようには見えません。

本当は働かなくてもよい人が働き続けているのが、現状であろうと思います。

しかも、その本人は働きたくないと考えていてもです・・・。

そのことに気付いた時、アーリーリタイアすることが浮かんでくるように思えます。

色々と心配事が多いので、働き続けたくなる気持ちが出てくるのですが、収入格差の実態を考えれば、そこまでの準備は不要と思えるようになるのではないでしょうか。

自己紹介

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金融系に勤めるサラリーマンでしたが、早期割増退職金の制度を使って、45歳になった2018年10月末に会社を退職しました。 このブログは退職の1年前から記載を始め、アーリーリタイアを目指すサラリーマンの心境と、アーリーリタイア生活開始後の心境を記載するものです。 家族構成は子供なし、嫁と2人の生活です。
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