アーリーリタイアした人が逆転される時

2021年6月12日土曜日

アーリーリタイアの実態

アーリーリタイアして働かない生活を始めると、恐らく、最初の頃は罪悪感を感じると思います。

周囲は働いているのに、自分だけ楽をしているように思えるからですね。

しかし、そんな生活を続けていると、働かない生活が当たり前になってきて、罪悪感は無くなって行くと思います。

さらに時間が経てば、同世代でリタイアする人が出てきますので、そのうち、アーリーリタイアしたことすら忘れてしまうのだろうか・・・とも考えてしまいます。

同世代の多くの人達がリタイアする頃には、どのような状況になっているのだろうか。

アーリーリタイアした人が逆転されるとき

元同僚と話しをする時、働いていない今の生活について説明すれば、とりあえず羨ましがられますね。

毎日働いている側が働かなくてもよい生活を想像すれば、単純に羨ましく思うのは当然であろうと思います。

しかし、働いている側は、働いているだけ、その対価として収入を得ています。

時間が経過すればするほど、その差は大きくなり、やがてアーリーリタイアした側が働き続けた側を羨ましく思う時が来ることもあるのでしょう。

アーリーリタイアした人が逆転される時ですが、特に、長寿社会においては逆転される可能性は高いのかもしれません。

低予算でリタイアするリスク

低予算でリタイアすると、意外と早くに周囲を羨ましく思う時が来るかもしれません。

アーリーリタイアせずに働き続けた人であっても、そのうちリタイアする訳ですから、その頃には、働かなくても良いというアドバンテージも無くなってしまいます。

長く働けば、年金も多くなりますので、働く期間が短いほど後から苦しくなって差は開いていくのでしょう。

まさに、アリとキリギリスの物語ですね。

アーリーリタイアすれば、誰でもした直後は良いものですが・・・。

結局はアリとキリギリスなのか

キリギリスは夏に遊んでいたために、食料の無い冬には死んでしまうのですが、きっちり冬を越す計画をして遊んでいたらどうでしょうか。

冬を越すために必要な分だけ働いて、その後に遊んでいたという場合です。

逆に、アリは冬を恐れ、むやみに働き続けた結果、春になっても食べきれない蓄えが残ってしまうかもしれません。

そのような状況であれば、キリギリスはアリに逆転されないというか、アリは長く働いても無駄であったということになりますね。

アーリーリタイアも同じで、逆転されるキリギリスのようにならないよう、また、無駄に働き続けて使い切れない蓄えを残すことの無いようにすれば良いのだろうと思います。

冬を越すことが出来るキリギリスを目指すということですね。

自己紹介

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金融系に勤めるサラリーマンでしたが、早期割増退職金の制度を使って、45歳になった2018年10月末に会社を退職しました。 このブログは退職の1年前から記載を始め、アーリーリタイアを目指すサラリーマンの心境と、アーリーリタイア生活開始後の心境を記載するものです。 家族構成は子供なし、嫁と2人の生活です。
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