リタイア生活をすれば金銭欲が無くなるという嘘

2021年7月9日金曜日

アーリーリタイアの実態

リタイア生活をすれば金銭欲が無くなるという説がありますよね。

ただ、Ranpaは実際にリタイア生活をしているのですが、金銭欲についてはサラリーマン時代から変化したようには感じません。

お金は邪魔になりませんので、多くても困りませんし、お金があれば、もっと贅沢が出来ますので要らない訳が無い・・・という感じでしょうか。

ただ、金銭欲が無くなるという説が出てきてしまった背景には、少し理解が出来るような気がしています。

断捨離によって幸せになるという考え方

働いてお金を稼ぎ、欲しいものを購入しても、さらに別のものが欲しくなり、満たされ続けることはありませんよね。

それならば、欲しいものを購入せず、最低限のものだけで生活したほうが幸せではないか・・・、そう考えるのも正しいのだろうと思います。

働くことを止め、お金が少なくても、自由に過ごすことで幸せは得られるのだと思います。

幸せの尺度は贅沢が出来るかどうかだけではありませんので、自由を得ることで幸せになる・・・、これは、アーリーリタイアを目指す理由に通ずる部分であろうと思います。

リタイアした人のブログ等を読んでいると

しかし、リタイア生活をしているRanpa自身、お金は少なくても良いとは考えていません。

さらに、リタイアした人のブログを読んでいても、お金に関する記述はとても多く、金銭欲が無いようには思えません。

むしろ、働かずして、何とかお金を増やすために、あの手、この手とサラリーマン以上に努力しているようにも感じることがあります。

恐らく、仕事を辞め、自由を得たとしても、金銭欲が無くなるということは無いのか、あったとしても、かなりの少数派ではないでしょうか。

そこまでして欲しくは無い・・・が正しいような

ただ、アーリーリタイアした人の場合、働き続けるぐらいならお金は少なくても良い・・・とは考えていると思います。

働き続けることと、お金を増やすことを天秤にかけた場合、自由を犠牲にしてまでお金を増やしたいとまで思わない・・・という考え方です。

絶対的なものとして金銭欲が無くなるのではなく、働き続けることと比較した優先順位として金銭欲は劣後するということでしょう。

働き続けるぐらいならお金は少なくても良いが、働かずしてお金を得られるのであれば、それは多い方が良いと考えます。

それが変化して、リタイア生活をすれば金銭欲が無くなる・・・と誤解されてしまうのではないでしょうか。

自己紹介

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金融系に勤めるサラリーマンでしたが、早期割増退職金の制度を使って、45歳になった2018年10月末に会社を退職しました。 このブログは退職の1年前から記載を始め、アーリーリタイアを目指すサラリーマンの心境と、アーリーリタイア生活開始後の心境を記載するものです。 家族構成は子供なし、嫁と2人の生活です。
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