アーリーリタイアを始めた時、小舟で大海原へ航海を始めるような気持ちになりました。
会社は大きな船のようなもので、周囲と同じことをしていれば安心であったためですね。
大きな船では、たくさんの乗組員がいて、色々な設備があり、やることも与えてくれます。
そこを下船して小舟に乗り換えれば自由になりますが、自分で行先を考え、自分でやることを考えなければなりません。
その大きな船から強制的に降ろされることを考えたことはあるでしょうか。
近所のショッピングセンターが閉店
先日、古くからあった近所のショッピングセンターが閉店をしました。
少し離れた場所に、新たに同系列のショッピングセンターがオープンするので、リストラであろうと思います。
営業最終日にそのショッピングセンターへ行ったのですが、従業員の皆さんは普段よりも頑張って働かれていたように見えました。
従業員さんの中には、その日で退職となる人がいるのだろうと思うのですが・・・。
古い店を潰して、新しい店に入れ替える・・・、会社は営利事業なので当然のことですが、そこで働く人にとっては理不尽なこともあるのでしょう。
サラリーマン社会の闇
もちろん、解雇される場合であっても会社側の事情であり、それなりの手当はされると思います。
ただ、見えないところで、優秀な人は新たにオープンする新店舗に誘われることとなり、そうではない人は誘われない・・・といったことが展開されているのかもしれません。
最近多くなっている希望退職の募集でも、同じ部分があるでしょう。
会社は営利事業なので、コスパの高い社員を残し、悪い社員を間引くのは仕方の無いことですね。
表面的には平等に募集する希望退職であっても、実際にはコスパの悪い従業員を優先的に退職させるような裏工作を人事は考えているのでしょう。
環境の変化は突然訪れる
サラリーマンを続けていると、大きな船に乗っているような気はするのですが、意外にあっけなく下船を迫られることもあるのだろうと思います。
会社の環境が変化することもありますし、サラリーマンを続けていれば年を取って自分がコスパの悪い社員になっていることもあるでしょうね。
年齢とともに下船を迫られるリスクは高くなるでしょうから、時間とともに会社はブラック企業化していくのでしょうね。
ブラックかホワイトかは、固有ではなく、実は流動的なのだろうと思います。
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