投資信託に関する情報をチェックしていた時、ふとグローバルソブリンのことが目に止まりました。
昔は超巨大ファンドでしたので、ブログを読まれている方の中にも、そういえば投資していたな・・・という人がいるのではないでしょうか。
因みにグローバルフソブリンは、Ranpaにアーリーリタイアを考えるきっかけを与えてくれたファンドです。
グローバルフソブリンへの投資はしていませんでしたが・・・。
資産生活を最初にイメージした
グローバルフソブリンが盛り上がったのはRanpaが33歳ぐらいの頃であったと思います。
先進国の債権に投資する毎月分配型のファンドで、当時、利回りは約6%もありました。
基準価格は8,000円ぐらいをウロウロしつつ、毎月40円の分配金です。
ということは、退職金を含めて8,000万円あれば、毎月40万円の分配金がもらえるので、働かなくても生活が出来る・・・という計算をしたことを覚えています。
お金を貯めれば資産生活をすることが出来ることと、それは非現実的な話ではないということを気付かせてくれたように思います。
グロソブの現状
ただ、現状のグローバルフソブリンは当時と比べれば燦燦たる有様になっており、今の基準価格は5,000円ぐらいをウロウロしつつ、毎月5円の分配金です。
6%と思っていたのが、1%に満たない水準になってしまい、当時想像した、グローバルフソブリンに投資した資産生活には無理があったということになるのですが。
ただ、資産生活が非現実的ではないと想像させてくれたことは間違いありません。
今は世界的に低金利下にありますので、昔のように、分配金で生活をするイメージが湧くようなファンドは無くなってしまい、残念に思います。
基本は資産生活
もともとFIREとは、投資をしたリーターンによって自由を獲得するものですが、低金利がその本来の姿を変形させているように感じます。
投資によるリターンだけで生活をする難易度が高くなったため、節約をして生活費を抑えることがメインになったのではないだろうか。
アーリーリタイアして悠々自適の生活をする・・・というのがFIREの姿であろうと思うのですが、働かない生活をするために色々なことを我慢する・・・と変化します。
低金利はアーリーリタイアを難しくさせるだけではなく、アーリーリタイアして悠々自適の生活をする本来の姿も忘れさせてしまうのではないかと感じました。
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