最近、コロナ後のインフレ懸念に関するニュースをよく見ます。
海外とは違い、国内では簡単にインフレが進むことも無いとは思うのですが・・・。
先日も、インフレはリタイア生活者に大きな影響を及ぼすことについて記載しました。
サラリーマンであれば、インフレによって給料が増えることで、良いこともありますね。
もし賃金が上昇すれば・・・
仮に、コロナによる今まで経験したことのない変化により、国内でもインフレが進んだとします。
物価は上昇するのですが、サラリーマンの給料も増えるでしょう。
物価の上昇以上に賃金が増えれば、働いている人は潤います。
既にリタイアした人が1,000万円を貯めるのに5年かかったとして、これから貯めていくサラリーマンは、同じ生活をしているのに4年で貯めることが出来るかもしれない・・・ということですね。
このような進歩が本来あるべき姿であるとは思うのですが・・・。
最悪となるパターン
日本は過去20年間、実質賃金に殆ど変化が無いというグラフを見たことがあります。
海外ではどんどん増えているのですが・・・。
もともと若い世代の給与水準は低く、さらに実質賃金も増えない中で我慢して貯蓄し、早めのアーリーリタイアをしたとします。
その後、実質賃金が増加していったとすれば、最も効率の悪い時に働き、そしてアーリーリタイアしたことになってしまうのかもしれません。
給料の安い時だけ働いてリタイアする・・・というのは最悪となるパターンでしょう。
起こりうるリスク
もし、物価や給与水準が上昇していけば、働いている人とリタイアした人との格差は今よりも大きくなってしまいます。
働き続けている人からすると、月の給料が10万円台、そういえば昔はそんな時代もあったな・・・と言われるかもしれません。
よく〇〇〇〇万円を貯めたぐらいで働くことを辞め、アーリーリタイアしたものだ・・・と思われるかもしれません。
やはりリタイア生活者は資産運用をして、物価や給与水準の上昇に対抗しなくてはならないのでしょうね。
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