【対策必須】我々は知らないうちに貧しくなっている

2021年10月30日土曜日

時事ニュース

国民健康保険料の上限を3万円引き上げするというニュースを見ました。 

サラリーマンは国民健康保険ではないので直接関係は無いと思いますが、高齢化による医療費が大きくなっていることへの対応ですので、全く関係無いとは言えません。

少子高齢化は日本全体の問題ですし、サラリーマンの組合健保であっても、70歳雇用などで組合員の高齢化が進み、保険料は高くなっていくのだろうと思います。

気付きにくいところで、少しずつですが、人口減少・高齢化による悪影響が広まっていくのでしょう。

何が引き上げとなったのか

国民健康保険料は所得に応じて高くなりますが、無限に高くなるのではなく上限が設定されています。

今回変更されたのはその上限で、単身世帯で年収が1,100万円ぐらいを超える場合に影響が出てきます。

因みに、単身世帯で年収が1,100万円ぐらいであれば、今回の見直しにより保険料は102万円となりますが、家族がいればさらに高くなってしまいます。

会社を辞めて自営業を始めたい・・・と考える人も多いとは思うのですが、自営業者が支払う国民健康保険料はとても高いので、辞めてから驚く人は多いようです。

今回と同様のパターンで、引き上げは殆ど毎年行われています。

2010年の上限は73万円でしたが、2011年、2014年、2015年、2016年、2018年はそれぞれ4万円アップ、2019年、2020年は3万円アップという状況のようです。

引き上げは繰り返されている

1度に大きく引き上げをすれば影響が大きいため、段階的に引き上げされることとなり、気付かないうちに少しずつ変化するのですが、税金や社会保障については、この方法によって、少しずつ負担増になっていくパターンが多いと思います。

ただ、少しずつ負担増となることで、気付かないうちに貧乏になっていくのかもしれません。

特に贅沢はしていないのに、昔よりもお金が必要になるな・・・という感じでしょうか。

少しずつ変化することで、急に対策が必要になる・・・ということは起きないのですが、特に対策をすることなく時間が過ぎてしまう・・・ということにはなりやすいと考えます。

ゆでガエル理論ですね。

人口減少・高齢化による悪影響が少しずつ広まっていく環境においては、先を見越して対策を講じておく必要があるのだろうと思います。

アーリーリタイアも1つの対策

対策は色々あるとは思うのですが、アーリーリタイアすることもその1つであろうと思います。

アーリーリタイアして収入が少なくなれば、税金や社会保険料のミニマム化が出来ますので、それらの負担率が高くなっても影響は無いか、あっても限定的です。

サラリーマン時代、せっかく頑張って昇給したのに、税金や社会保険料を引けば、昇給額としては思ったよりも小さくなる・・・、さらに昇給しても、負担はもっと増えるのだろう・・・と感じたことを覚えています。

少しずつの変化であっても、それが継続していくのであれば、手遅れにならないように、何等かの対策はしておくべきであろうと思います。

ゆでガエルにならないためにですね。

自己紹介

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金融系に勤めるサラリーマンでしたが、早期割増退職金の制度を使って、45歳になった2018年10月末に会社を退職しました。 このブログは退職の1年前から記載を始め、アーリーリタイアを目指すサラリーマンの心境と、アーリーリタイア生活開始後の心境を記載するものです。 家族構成は子供なし、嫁と2人の生活です。
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