毎日会社に行かなくてもよい生活とはどのようなものだろうか・・・。
長く自由な時間を過ごしたことが無いため、リタイア後の生活は未知の領域であり、想像するのは難しかったと思います。
そのため、ネット等でアーリーリタイアに関する情報を収集し、実際に同じような境遇でリタイア生活を始めた人のブログを読んだものです。
アーリーリタイアした先輩方のブログの多くは、リタイア生活に満足しているという内容であったと思います。
アーリーリタイア経験者からの情報
アーリーリタイアして日々の生活をブログに綴る人は、恐らくリタイア生活がそれなりに上手く行っている人が多いのだろうと思います。
もし、上手く行かず、想定と違っていた人であれば、再度サラリーマンに戻るのでしょうから、アーリーリタイアのブログではなくなってしまいますよね。
想定通りのリタイア生活をしながらブログを続ける人は多いと思うのですが、想定と違うリタイア生活をしながらでもブログを続ける人はいるのでしょうか。
恐らく、リタイア生活が上手く行かなかった経験者からの情報は、ネットに出てくることが無いのか、あっても僅かなのだろうと思います。
生存者バイアス
企業業績を集計して景気判断をするのですが、本当に厳しければ倒産しているであろうから、生き残っている企業だけを対象とした調査をしても、厳しい状況を把握することは出来ない・・・という話があります。
死人に口なしで、上手く行かなかったケースからは情報発信されないということですね。
生存者からのみ情報収集すれば、生存者バイアスがかかり、実際の姿ではないバイアスのがかかった情報となってしまうのでしょう。
アーリーリタイア経験者からの情報も同様であろうと思います。
騙されてはいけないリタイア生活に関する情報
先日ブログに、多くのFIRE情報は経験者以外の人、つまり、今も働いている人が発信することが多いので、リタイア生活をしている側からすれば違和感を感じるということを記載しました。
だからと言って、実際にリタイア生活をしている人のブログを見ても生存者バイアスがかかるのでしょう。
リタイア後の生活を想像するのが難しいという状況の中で、世の中に溢れる多くのリタイア情報からも、正しい情報を把握するのは難しいのだろうと思います。
リタイア生活に関する情報は、そういった背景を理解して分析をする必要があるのでしょうね。
興味がある方はこちらもどうぞ。。関連ブログ。