書店でFIREを特集した雑誌が売られていたのですが、ネット上でもFIRE関連の情報が増えていますね。
ただ、それらの中には否定的な説明もよく見かけます。
リタイアすることを目標とすべきではなく、その先のことを考える必要がある・・・や、趣味や、やりたいことを持たない人は失敗する・・・など。
働いているからこそ、目標設定が出来て、向上心を持つことが出来る・・・とか。
そもそも人間は集団の中で生活をしているから幸せを感じるのであって、リタイアして人間関係が薄れてしまえば不幸せになるということも・・・。
それぞれ、間違いではないとは思いますが、何となく違和感も感じます。
リタイアした側が感じる違和感
違和感を感じる理由について考えてみると、それらの情報は本当にリタイア後の生活について理解をしているのだろうか・・・というところに行きつきます。
Ranpaの場合、サラリーマンをしていた経験と、実際にリタイア生活をしていることで、両面からリタイア生活について考えたことがあります。
それらの否定的な説明は、何となく、サラリーマンをしている側で感じることのように思うのですよね。
毎日が日曜日となるリタイア生活については、実際に経験して初めて分かることが多く、サラリーマン時代に想像しても理解が出来ないことが多くあります。
想像で主張しているということはないのか
もしFIREの専門家がいたとすれば、それで収入を得ることとなり、それではリタイアしていない専門家になってしまいますよね。
仮に専門家がいないとしても、情報を発信する場合は想像を少なくし、しっかり取材をするなどにより、リタイア生活の実態をつかむ方法はあるのだろうと思います。
働いている人がリタイア生活を想像し、恐らく〇〇だ・・・と情報発信し、同じように働いている側の人がその情報を見るので、確かにそうだ・・・と共感してしまいます。
同じ立場であれば、考えることも似てくるからですね。
アーリーリタイアした人からの情報
ただ、取材するにしても、アーリーリタイアしている人を見つけるのは難しいのかもしれません。
普通に定年退職をしてリタイアした人であれば、周囲にたくさんいるとは思うのですが・・・。
アーリーリタイアのように経験者の少ない分野は、実際の情報と想像が混ざった、本来の姿とは少し違ったものになりやすいのでしょう。
FIRE関連の情報が多くなったからといって、もしかすると、本来の姿には全く近づいていないのかもしれません。
そんなところから、何となく感じる違和感が出てくるのかもしれません。
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