12月9日、ゴールドマンサックスの10年社債が満期になりました。
利率は2.9%で、半年ごとに115,544円(税引後)の利息がもらえたのですが、今後はそれが無くなります。
満期金は1,000万円で、これをどうしようか・・・というところです。
利息収入が減少するため、投資をしてそれを補うのか、リスクに備えて貯金等として置いておくのか迷います。
コロナによって投資のリスクは高まりましたが、チャンスにもなっていますので。
サラリーマン時代に考えていたこと
社債の満期時期は投資した時から分かっていたことで、リタイアして3年すれば収入が減ることも把握はしていました。
リタイア計画をしていたサラリーマン時代、リタイア後に利息収入が無くなればインパクトは大きいだろうと考えてはいたのですが、ずっと先のことだろう・・・とも感じていたように思います。
しかし、実際にその日が到来したのですから、案外早かったな・・・という感覚です。
これまでも色々な社債に投資をしてきましたが、投資時点で満期は随分先のことと感じるのですが、意外に満期はすぐに来てしまいますね。
5年や10年というのは、意外に短いものだと感じます。
リタイア資産は投資しにくい時代
サラリーマンの後半は社債投資をして満期金をまた別の社債に投資をする繰り返しをしていました。
昔は社債の利率は良かったのですが、今は超低金利下にあり、社債投資はしにくいですね。
社債は価格変動することなく若干高めの利回りとなるため、リタイア資産の投資先として良かったのですが・・・。
今、若干高めの利回りを目指すのであれば、確実に価格変動するものへの投資が必要となりますので、リタイア資産の全額を投資することが出来ない時代にあるように思います。
リタイア資産の半分ぐらいは現金で持っておき、残り半分ぐらいは価格変動しても利回り高めの投資に向けるのが1つの選択肢ではないかと考えています。
敢えて現金で持っておくのは
今まで、資産のほぼ全額を投資しており、生活資金を除く現預金は殆ど持っていませんでした。
そのため、利息を生まない現預金を持っていることには大きな抵抗を感じます。
働かない従業員を雇っているような感覚ですね。
とは言え、リスクに備える必要はありますし、〇〇ショックが起こるなどで何か良い投資先が出てくるかもしれませんし、現預金を持っておくメリットも分かるのですが。
やはり、現預金と同じように、価格変動することなく、放置していても利息収入を得ることが出来た社債は良かったな・・・と感じてしまいます。
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