【似て非なる物】週休3日制とアーリーリタイア

2022年4月16日土曜日

時事ニュース

最近、週休3日制のニュースをよく見ます。

日立が導入するとのことですが、既にパナソニックやNECなどの大手家電メーカーや、一部の金融機関でも実際されているようですね。

週休3日となればアーリーリタイアしなくてもよくなる・・・という人もいますので、将来の生活設計に大きな影響を及ぼすのだろうと想像します。

既にサラリーマンを辞め、リタイア生活をしている側から見た週休3日制について考えてみます。

流行は労働時間を維持しつつ賃金を変えない

今回のニュースであった日立のように、出社日に長く働くことで、週単位の労働時間を減らさずに賃金を維持するというケースが多くなっているそうです。

24時間稼働の工場などであればシフトを変えるだけですので、割と簡単に対応が可能なのでしょうね。

逆に営業職であれば顧客に合わせる必要がありますし、管理職であれば打ち合わせに出席する必要があるでしょうから難しいのだろうと思います。

週休2日でも休日出勤をしていた経験をもとに想像すると、仮に週休3日が出来たとしても出社日に仕事が偏り、効率が悪くなって忙しくなりそうですが。

毎日が休みとなった側から見ると

サラリーマンを辞めて毎日が休みとなった側から見ると、毎週3連休になると、毎週、連休最終日の憂鬱を味わうこととなり、働くモチベーションが下がってしまいそうな気がします。

自由というのは完全に自由であれば良いのですが、中途半端に与えられると、かえってストレスになってしまうのではないかと思うのです。

週休2日ぐらいで、頭の中から仕事のことが抜けきらずに月曜が始まる・・・ぐらいのほうが働きやすいのではないかと。

休日が長くなることで、サラリーマン特有のマインドコントロールが解けてきますので、休日明けは会社に行くのが嫌になってしまうのでしょう。

可能であれば・・・

もし週休3日制となれば、どのような休日の取得が可能なのかは分かりませんが、普段は水曜、土曜、日曜を休日とするのが良いのではないかと思えます。

2日だけ働けば休みになる・・・というのであれば、週初めの憂鬱さも緩和されるのでしょうね。

とは言え、アーリーリタイアを目指す気持ちは変わらないとは思います。

自由時間が今よりも増えることと完全に自由であることとでは、似ているように感じても、実は全く違うものだからです。

休日が増えても、〇〇しなくてはならない、△△もしなくてはならない・・・から解放される訳ではありませんので。

リタイア生活をしている側から見ていると、何だかそんな気がしてしまいます。

自己紹介

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金融系に勤めるサラリーマンでしたが、早期割増退職金の制度を使って、45歳になった2018年10月末に会社を退職しました。 このブログは退職の1年前から記載を始め、アーリーリタイアを目指すサラリーマンの心境と、アーリーリタイア生活開始後の心境を記載するものです。 家族構成は子供なし、嫁と2人の生活です。
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