【続編!】アンチFIREの人が見落としている

2022年4月22日金曜日

アーリーリタイアの実態

先日のブログで、アンチFIREの人はアーリーリタイアによって「①好きなことが出来ること」を重要視し、「②嫌なことをしなくてもよい」を軽視する傾向にあることを記載しました。

実際にリタイア生活をしていると、「②嫌なことをしなくてもよいこと」の良さを感じつつ、「①好きなことが出来ること」の限界を感じることがあります。

この2つには、実現可能性という点において、大きな違いがあるように思うのです。

実際にリタイア生活をしていて感じる、両者の違いについて記載します。


①好きなことが出来ること

アーリーリタイアして自由が手に入れば、好きな事が出来る・・・というのがアーリーリタイアする目的の1つですよね。

確かに好きな事が出来れば幸せですが、それを継続させることは可能だろうかと思うことがあります。

お金の面も関係しますが、仮にお金が無限にあったとしても、人間の欲望も無限ですから、完全満足というゴールには到達できないような気がするのです。

好きな事をして幸せになる・・・というは、自由があっても不可能なのかもしれません。

②嫌なことをしなくてもよい

一方、嫌なことをしなくてもよい・・・というのは、リタイアすることで求めていた満足度は達成するのではないだろうか。

〇〇しなくてよい・・・というのは、△△したい・・・とは違い、達成したことで次のステップを求めたくなるものでは無いためですね。

△△したい・・・は、ゴールの無い欲求であるのに対し、〇〇しなくてよい・・・は、明確なゴールが存在する欲求なのかもしれません。

しかも、アーリーリタイアすることで、〇〇しなくてよい・・・は、△△したい・・・よりも実現させるハードルは低いのだろうとも思えます。

2つの変化の大きな違い

①好きなことが出来ることと、②嫌なことをしなくてもよい、については、アーリーリタイアの大きな目的であると思います。

しかし意外なことに、到達可能性という点で考えれば、全く異なる異質な目的となるのかもしれませんね。

何となく、「①好きなことが出来ること」を重要視してしまいそうになるのですが、実はリタイアして実行しても、最終的な満足は得られない可能性があると思えます。

そう考えれば、「②嫌なことをしなくてもよい」をもっと重視したほうが良いようにも思えるのですが。

自己紹介

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金融系に勤めるサラリーマンでしたが、早期割増退職金の制度を使って、45歳になった2018年10月末に会社を退職しました。 このブログは退職の1年前から記載を始め、アーリーリタイアを目指すサラリーマンの心境と、アーリーリタイア生活開始後の心境を記載するものです。 家族構成は子供なし、嫁と2人の生活です。
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