高齢者の増加により、6割の政令市で敬老パスの廃止・見直しを進めている・・・というニュースを見ました。
時々、この手のニュースを目にするのですが、高齢者の比率はどんどん高くなっていますので、当然の動きであろうと感じます。
ただ、それまで無料でサービスを受けていた人からすれば単純に負担増となりますので、簡単に廃止にはしにくいのでしょうね。
恐らく他にも、このまま行けば破綻するとは感じつつも、とりあえず今は何も出来ていない・・・、というサービスが多くあるような気もします。
他のサービスについても想像すると
殆どの公共サービスは同じような問題にあるのかもしれません。
先日のブログに、給付金の誤送金をした山口県阿武町では約1/3が困窮世帯になっていることを記載しました。
困窮世帯の多くは年金の少ない高齢者であろうと思いますが、さらに高齢者が増えればどうなるのでしょうね。
行政サービスはそのうち、財源を拠出する側よりも、恩恵を受ける側の方が多くなってしまうようにも感じるのですが。
こうなることが分からなかった
普通、人口は急に増えたり減ったりしませんので、こうなることは分かっていたでしょうし、将来、どうなるのかも分かりますよね。
少しずつ悪化して気付きにくいのですが、時間が経てば大きな変化となっているのだろうと思います。
拠出する側の負担が増え、恩恵を受ける側はその恩恵が減っていく、さらには、今まで恩恵を受ける側であった人が拠出する側に回されるのでしょうね。
厳しいですが、これが現実、無い袖は振れませんので。
想定しておいた方が良いこと
例えば、少し前に盛り上がった金融資産課税も、そのうち具体化されるのではないかと思います。
そうなると、資産生活をしているリタイア生活者も大きな影響を受けますね。
心配しすぎは良く無いのですが、5年先、10年先のことも考えておくべきなのでしょう。
敬老パスの廃止・見直しのニュースは他人事では無いと思います。
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