【明日は我が身】サラリーマンの悲しい終わり方

2022年5月31日火曜日

時事ニュース

先日、コロナ支援金の担当をしていた飯田市の職員が懲戒処分になったというニュースを見ました。

1人で担当していた支払処理が遅延し、自分で立て替えて申請者に現金を手渡していたそうです。

遅延の穴埋めをするため、自腹で建て替えまでして処理を進めていたのですが・・・。

もちろん、この手の仕事をしてしまえば処分されるとは思います。

これもサラリーマンの悲しい終わり方ですね。


追いつめられると優先順位が・・・

この職員も普通のサラリーマンの1人として、何とかして遅延した分を取り戻さねば・・・と考えたのだろうと思います。

ただ通常であれば、もっと他の方法を選択したのだろうとは思うのですが、追いつめられ、優先順位がおかしくなってしまったのでしょうね。

このままでは雪だるま式に未処理が増えていく・・・、既に顧客(市民)からもクレームが殺到している・・・、ちょっと危ない橋を渡ってでもこの状況を何とか解消せねば・・・と考えてしまう気持ちはよく分かります。

悪魔の声が囁く状況ですね。

サラリーマン独特の考え方

普通のサラリーマンというのは、仕事に対する責任感であったり、上司からの評価、同僚の目も気になってしまいます。

追いつめられると、それらを失わないように、何としてでも期限内に処理せねば・・・と考えてしまいます。

そのような追いつめられた状況となれば、悪魔の声が悪魔ではないように感じてしまうのでしょうね。

流石に自腹の建て替えはなくても、サラリーマンであれば少しぐらいは危険な橋を渡ったことがあるのではないだろうか。

氷山の一角

今回の件も氷山の一角ですよね。

この手の事故は日々発生しているが、ニュースになるものは少なく、内密に処理されているのが殆どでしょう。

小さいものであれば、日常茶飯事レベルで起きていると思います。

ただ、それにより人事記録に傷が付き、昇給・昇格がストップするようなことにもなっているのでしょう。

この手のニュースを見る度に、そうなる前に逃げ切ることが出来た・・・、それもアーリーリタイアして良かったことの1つだなと感じてしまいます。

自己紹介

自分の写真
金融系に勤めるサラリーマンでしたが、早期割増退職金の制度を使って、45歳になった2018年10月末に会社を退職しました。 このブログは退職の1年前から記載を始め、アーリーリタイアを目指すサラリーマンの心境と、アーリーリタイア生活開始後の心境を記載するものです。 家族構成は子供なし、嫁と2人の生活です。
PVアクセスランキング にほんブログ村

このブログを検索

ブログ村ランキング

QooQ