アメリカの6月の消費者物価指数ですが、1981年以来で最も高い水準となったそうです。
アメリカほどではないにしても、日本の物価も上昇傾向。
これまでのデフレ時代、日本経済に悪影響はあったものの、リタイア生活者にとっては良い時代であったと思います。
インフレ時代になってしまうと、アーリーリタイアしにくくなりそうですね。
老後2,000万円問題はどうなった
アメリカの物価上昇は、前年比で9.1%の上昇ということでした。
リタイアしようとしている人は、必要資金が1年で9.1%も増加したことになりますね。
少し前に話題になった老後2,000万円問題のことを、ふと思い出しました。
日本の物価上昇はアメリカほどではないものの、既に2,000万円では足りなくなっているのでしょうか。
このまま物価上昇が続くとすれば、さらにその金額は大きくなってしまいますね。
4%ルールの綻び
FIREの4%ルールについても同様でしょう。
必年間支出の25倍を必要資金として計算しても、その前提となる支出が増えていますので。
計算通りに必要資金を貯めた後、計算通りに4%の運用が出来たとしても、生活費は足らなくなってしまいます。
前提は変わる・・・ということを認識しておかなくてはなりません。
資産運用無しのリタイアは・・・
実際、リタイア資産を現金で持っている人は、物価上昇した分だけ目減りしています。
ただそれは、本人の気付かないところで進むところが厄介です。
デフレ時代であれば、現金だけ持っていれば良かったのですが・・・。
今までよりも厳しい時代になったというよりも、今までが間違っていたと考えるべきなのかもしれませんね。
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