アーリーリタイアしにくい時代になってきた?

2022年7月15日金曜日

時事ニュース

アメリカの6月の消費者物価指数ですが、1981年以来で最も高い水準となったそうです。

アメリカほどではないにしても、日本の物価も上昇傾向。

これまでのデフレ時代、日本経済に悪影響はあったものの、リタイア生活者にとっては良い時代であったと思います。

インフレ時代になってしまうと、アーリーリタイアしにくくなりそうですね。


老後2,000万円問題はどうなった

アメリカの物価上昇は、前年比で9.1%の上昇ということでした。

リタイアしようとしている人は、必要資金が1年で9.1%も増加したことになりますね。

少し前に話題になった老後2,000万円問題のことを、ふと思い出しました。

日本の物価上昇はアメリカほどではないものの、既に2,000万円では足りなくなっているのでしょうか。

このまま物価上昇が続くとすれば、さらにその金額は大きくなってしまいますね。

4%ルールの綻び

FIREの4%ルールについても同様でしょう。

必年間支出の25倍を必要資金として計算しても、その前提となる支出が増えていますので。

計算通りに必要資金を貯めた後、計算通りに4%の運用が出来たとしても、生活費は足らなくなってしまいます。

前提は変わる・・・ということを認識しておかなくてはなりません。

資産運用無しのリタイアは・・・

実際、リタイア資産を現金で持っている人は、物価上昇した分だけ目減りしています。

ただそれは、本人の気付かないところで進むところが厄介です。

デフレ時代であれば、現金だけ持っていれば良かったのですが・・・。

今までよりも厳しい時代になったというよりも、今までが間違っていたと考えるべきなのかもしれませんね。

自己紹介

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金融系に勤めるサラリーマンでしたが、早期割増退職金の制度を使って、45歳になった2018年10月末に会社を退職しました。 このブログは退職の1年前から記載を始め、アーリーリタイアを目指すサラリーマンの心境と、アーリーリタイア生活開始後の心境を記載するものです。 家族構成は子供なし、嫁と2人の生活です。
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