最近は毎日のように、会社〇〇が賃上げをする・・・というニュースを見るようになりました。
賃上げブームが起こっても、リタイア生活者は何も恩恵をうけないどころか、物価が上昇してマイナスの影響を受けますね。
とは言え、賃上げブームの恩恵を受けるサラリーマンにも偏りはあるのだろうと思います。
恩恵を受けそうで受けられない最悪のパターンについて考えます。
よく耳にするニュース
ニュースでよく聞くのは、初任給を〇〇円上げる・・・でしょうか。
初任給は公開しているところが多いので、伝わりやすいという理由はあるのかもしれませんが、それだけではないのだろうと想像します。
逆に、勤続年数の長い社員の給料は人それぞれで、誰がどれぐらい増加するのか把握しにくい情報ですね。
賃上げのイメージと実態、これを上手くコントロールするのが人事部の手腕でしょう。
賃上げを利用する会社
会社はボランティア組織ではありませんので、賃上げブームが起こっても、はいそうですか・・・とはならないと思います。
賃上げの良いイメージを利用して、会社に利益をもたらそうと考えるでしょう。
頑張りに報いる・・・と称し、もともと年収の少ない若手の給料を増やし、働きやすい会社のイメージを醸成します。
一方で、シニア層のリストラは進むのでしょう。
逆に悪くなることなど
賃上げブームの陰で、同じサラリーマンなのに恩恵を受けない人、若しくは、逆に悪くなってしまう人もいますよね。
40代以上となればどうでしょうか、悪くなる人の方が多いとか・・・。
人事部の上手いコントロールや、会社の上手いアピールによって、賃上げの良いイメージが先走り、実態とかけ離れることもあるような気がします。
年収というのは、センシティブであるが故にデータのとりにくい情報ですから、実態を表さなくてもバレにくいものではないかと想像します。
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