【人事の手腕】改悪を改善に見せる

2023年1月26日木曜日

時事ニュース

最近は毎日のように、会社〇〇が賃上げをする・・・というニュースを見るようになりました。

賃上げブームが起こっても、リタイア生活者は何も恩恵をうけないどころか、物価が上昇してマイナスの影響を受けますね。

とは言え、賃上げブームの恩恵を受けるサラリーマンにも偏りはあるのだろうと思います。

恩恵を受けそうで受けられない最悪のパターンについて考えます。


よく耳にするニュース

ニュースでよく聞くのは、初任給を〇〇円上げる・・・でしょうか。

初任給は公開しているところが多いので、伝わりやすいという理由はあるのかもしれませんが、それだけではないのだろうと想像します。

逆に、勤続年数の長い社員の給料は人それぞれで、誰がどれぐらい増加するのか把握しにくい情報ですね。

賃上げのイメージと実態、これを上手くコントロールするのが人事部の手腕でしょう。

賃上げを利用する会社

会社はボランティア組織ではありませんので、賃上げブームが起こっても、はいそうですか・・・とはならないと思います。

賃上げの良いイメージを利用して、会社に利益をもたらそうと考えるでしょう。

頑張りに報いる・・・と称し、もともと年収の少ない若手の給料を増やし、働きやすい会社のイメージを醸成します。

一方で、シニア層のリストラは進むのでしょう。

逆に悪くなることなど

賃上げブームの陰で、同じサラリーマンなのに恩恵を受けない人、若しくは、逆に悪くなってしまう人もいますよね。

40代以上となればどうでしょうか、悪くなる人の方が多いとか・・・。

人事部の上手いコントロールや、会社の上手いアピールによって、賃上げの良いイメージが先走り、実態とかけ離れることもあるような気がします。

年収というのは、センシティブであるが故にデータのとりにくい情報ですから、実態を表さなくてもバレにくいものではないかと想像します。

自己紹介

自分の写真
金融系に勤めるサラリーマンでしたが、早期割増退職金の制度を使って、45歳になった2018年10月末に会社を退職しました。 このブログは退職の1年前から記載を始め、アーリーリタイアを目指すサラリーマンの心境と、アーリーリタイア生活開始後の心境を記載するものです。 家族構成は子供なし、嫁と2人の生活です。
PVアクセスランキング にほんブログ村

このブログを検索

ブログ村ランキング

QooQ