いちご・レジデンス・トークンというデジタル有価証券で運用期間は5年2カ月。
一般的にはリートとクラウドファンディングの中間的なものと言われますが、個人的にはリートと社債の中間的なものとして捉えています。
セキュリティトークンの市場規模はまだ小さいのですが、これから拡大しそうな気もします。
不動産の小口化
不動産を小口化して一般投資家が投資するのはリートもセキュリティ・トークンも同じです。
リートの場合、上場しなければ小口化して誰でも投資できるようにはならないのですが、セキュリティ・トークンは上場しなくても小口化して投資できるところが違いでしょうか。
一方、クラウドファンディングの場合、小口であっても途中で換金することはできませんが、セキュリティ・トークンは新設されたODXという取引所で売却することも可能です。
ただ、ODXという取引所で売却できるといっても、上場リートほど流動性は高くはないので、リートや株式のような価格変動は無いのだろうと見ています。
上場コスト
もちろん、上場リートの透明性とか規模による安心感は大きいと思います。
その反面、上場の維持・管理コストが大きくなってしまします。
以前、お金は動かすほど減っていくことを記載したのですが、小口の資金を集めて不動産に投資するには大きなコストがかかります。
セキュリティ・トークンが普及すれば維持管理料が下がり、投資効率は高まるのだろうと考えます。
中途半端な流動性
とは言え、ODXによる取引も始まったばかりですのから、今後の展開を注視していく必要があるのでしょう。
社債ぐらいの価格変動・流動性となれば有難いのですが。
本来、不動産は株式ほどに価格変動しないのですが、上場していると需給バランスだけで大きく変動してしまいます。
そんなこともあり、不動産投資の流動性は中途半端ぐらいが良いのだろうと考えていますので、今後のセキュリティ・トークンの展開が楽しみです。
興味がある方はこちらもどうぞ。。関連ブログ。
にほんブログ村 セミリタイア生活 にほんブログ村 配当・配当金 にほんブログ村 FIRE |