その後、似たような内容のニュースを見ました。
内閣府の調査によるもので、金融資産は定年時の60~64歳にピークとなるが、その後の減少は緩やかで、85歳以上であっても減少率は1割台半ばとのこと。
中でも預金残高は年齢が高くなっても殆ど変化しないそうですね。
貯めたお金を使わない
改めて、せっかく貯めたお金を使わない人が多い・・・ということが分かりました。
お金は大事ですから、頑張って働き貯めるのですが、実は多くの人が使わず貯めたままになっている。
残念な現実であろうと思います。
頑張って、せっかく貯めたのに無駄であった・・・ということでしょう。
年金との関係
仮に30代の人で年金制度が不安なので、節約して自分でしっかりと貯蓄をする・・・というのであれば理解はしやすいでしょう。
少子高齢化が今後も進み、公的年金は頼りにならない・・・と考えるのは理解できます。
しかし、既に年金受給者となっていれば、生活の不安はそれほど無いので、普通に考えれば貯めたお金をどんどん使ってもよさそうですよね。
複雑な人間の心理が関係しているのでしょう。
アーリーリタイアの目的
アーリーリタイアすることに至った理由は色々とあるのですが、このような状況を見ていると、真の目的はお金を余らせないようにすることであったことを思い出します。
せっかく働いてお金を貯めても、余らせてしまうのは無駄ですから。
1度限りの人生ですから、効率的に生きねば・・・というのが最大の動機です。
意図せず余らせてしまう、もしくは、余らせないよう無駄遣いをする・・・、そんなことのために無理して働いてきた・・・というのは残念ですよね。