U字型の幸福度曲線
ニュースによれば、満足度や不満度、幸せ度合いなど、多面的に調査をしてもすべて同じような傾向になるそうです。20代前半が高く、40代後半から50代前半にかけて下がり、60代になると上がっていきます。
共感できる結果になっていますが、Ranpaだけでなく多くの人が会社で働くのが負担に感じているものだと改めて感じさせられました。
就職するまでは満足度が高く、退職すると満足度が復活するということですが、多くの人が働くことに不満や負荷を感じているということでしょう。
ニュースには、40代後半から50代前半は仕事でストレスの多い時期であり、同時に子供も大きくなり、心配が増える時期であるためではないかと記されています。
あと数ヶ月でリタイアできると思えば
アーリーリタイアの開始までもう少しと考えれば、殆どの事が我慢できるようになります。これが65歳まで続くとなれば話は違ってきます。多くの人は、まだまだ終わりなき道を進んでいると思いますので、Ranpaには理解できていません。
しかし良く考えてみると、まだ45歳にもなっていません。最悪の時期は40代後半から始まるので、リタイアしなければこれから10年は暗黒の時代を過ごすことになります。
働き方改革などと言われていますが、調査はアメリカのもので、日本での調査結果ではないことにも驚きました。アメリカは日本とは異なり、働き方改革の先進国で満足度は高いのではないかと思っていたからです。
働き方改革などの小手先の改革をすすめても意味が無いのか、日本で調査をすればもっと顕著なカーブとなってしまうか、どちらかではないでしょうか。
どん底を乗り越える方法も記載されています
どん底は誰にも来るものとして、お金で買える現実を知ることや、幸せではないことを整理して自分で認識することや、頑張り過ぎないこと、友人を持つことにより、どん底を軽いものにできるとしています。
以前「幸福論から仕事を辞めることで幸せになるのか考えてみた」で記載したように、先人が幸福を整理したような、自分自身の行動と考え方で幸福であることを感じられるようにしていくことが必要なのだと思いません。
未来のことは分かりませんが・・
多くの人が40代後半から50代前半にどん底を感じるようですので、これからその時期に差し掛かる人は、覚悟をして過ごすようにしてください。若しくは「アーリーリタイアをすることに至った経緯」で記載したように、実は皆さんも定年前にアーリーリタイアできる可能性があるかもしれませんので、これを機に考えてはどうでしょうか。