年初からのJリートの動き
昨年11月から年初にかけてリート価格は上昇してきました。その後、アメリカの金利上昇を受けて株式とともに下落し、昨年11月頃の水準にいったん戻りました。3月に入ってからは一進一退しながら上昇基調に戻りつつあるように思います。
株式や債券と比べて、相対的に利回りの高いリートは投資信託にたくさん組み込まれていましたが、金融機関の毎月分配型投資信託の販売抑制により、リートが売られていると言われています。今後もこの流れは続くようですが、リート価格が下がり利回りが高くなっています。Ranpaはこの時期に積極的に投資していきたいと考えています。
保有リートの状況(3月16日終値)
2月6日に「世界同時株安で、保有のリートは下落・・・」で保有リートの状況を報告しましたが、その時の評価損益は+18,637円(分配金を加味しない場合は-17,300円)でした。今回は少し取り戻し、評価損益は+202,817円(分配金を加味しない場合は+129,200円)になりました。
イオンリート投資法人3口 -38,900円
いちごホテルリート投資法人3口 +50,400円
さくら総合リート投資法人4口 +20,800円
ケネディクス商業リート投資法人2口 -5,200円
トーセイ・リート投資法人4口 +14,900円
いちごオフィスリート投資法人4口 +21,200円
星野リゾート・リート投資法人1口 +10,000円
プレミア投資法人3口 -1,800円
大江戸温泉リート投資法人5口 -4,900円
平和不動産リート投資法人4口 +48,400円
ジャパン・ホテル・リート投資法人8口 +35,200円
インヴィンシブル投資法人6口 -9,300円
マリモ地方創生リート投資法人4口 -6,200円
Oneリート投資法人1口 -5,400円
合計時価5,791,700円(損益:+129,200円)
分配金
ケネディクス商業リート投資法人 9月 6,115円
トーセイ・リート投資法人 10月 10,146円
いちごオフィスリート投資法人 10月 7,720円
星野リゾート・リート投資法人 10月 11,956円
平和不動産リート投資法人 11月 8,216円
ジャパン・ホテル・リート投資法人 12月 29,464円
分配金を加味した評価損益:+202,817円
今後のスタンス
リートを取り巻く環境は、投資信託からの買いが入らない以外は、引き続き良い状況が継続していると思います。低金利で資金調達コストの負担は軽く、賃貸市場は良好、保有不動産価格の上昇など。
ファンダメンタルズとして良いが、需給バランスとして買い手がいない状況とみて、余裕資金ができれば積極的に保有を増やしていきたいと考えています。時期により評価額が購入価格を下回ることがあっても、長期保有のインカムゲイン投資であれば、分配金を加味した評価損益がマイナスになりにくい投資になると思います。