昨年10月にリタイアまで1年近くになったので、残りのサラリーマン生活を記すためにこのブログを始めましたが、早いもので開始から半年が経過しました。あっという間ですね・・・・。
今まで記載してきたこと
アーリーリタイアは10年前から考えてきたことですが、税金や年金負担が増加していくことや、サラリーマンのストレスが50歳にピークとなることや、働きすぎてもお金が余ってしまう可能性があることなど、色々なことでアーリーリタイアに積極的な記載をしてきました。これからアーリーリタイアするので積極的であることには変わりありませんが、リスクもあることを改めて記載することにしました。考え方としては、サラリーマンとして生きることは不必要であっても、リタイア生活にはリスクがあり、きちんと整理してプランを立てておくというものです。
老後破産のニュースが耐えない
「未婚率の上昇、独居老人の増加、孤独死の増加、その保有資産はどうなる?」にも記載しましたが、高齢者の生活環境は変化しています。準備しておかないと、高齢者には厳しい生活が待ち受けています。
高齢者になって1人になり、経済的にも健康面でもうまく行かず、老後破産する人が増加するといわれています。老後破産の増加には以下のような理由があります。
- 独居老人の増加
- 高齢者を支える人口の減少
- 長寿化
- 収入があった頃の生活から変えられない
- 長期の住宅ローン
- 仕事がない
- 健康面から働けない など
アーリーリタイアとの関係
アーリーリタイアにより老後破産の要因に影響するものがありますので、以下のことは前提として捉えておく必要があります。
- 税負担は増加すること
- 物価は上昇すること
- 社会保険による手当てが悪化すること
- 人口が減少して経済が停滞すること
- 高齢者の比率が高まり高齢者向けサービスが高くなること
- 長寿化により老後の期間が長くなること
- ずっと健康ではいられないこと など
経済的にも自立した生活をすること
アーリーリタイアする場合、今の生活を前提としてはいけないことを強く意識しておくべきです。ただし、アーリーリタイアする人の多くは、自然の流れで定年退職をする人よりも十分な検討をしていると思われますが・・・。会社からの給与収入が無くなっても生活が出来る自信を持った人がアーリーリタイアをするのであって、定年退職をしてリタイア生活になる人よりもリスクは少ないのではないかとは思います。
給与収入が途絶えた後でも、太陽光発電による売電収入があったり、保有している金融商品のインカムゲインがあったり、経済的に自立した生活ができる何らかの準備があれば安心でしょう。
長年、デフレ経済で生活してきたため、物価が上昇する感覚が分からなくなっていますが、「長生きリスクを考慮した老後の必要資金について考える」にも記載のとおり、生活費は想定よりも高額で長期間必要になることは十分に考慮しておく必要があります。
逆に、あまり準備をせずに安直なアーリーリタイアをしてしまうと、今よりもリタイアした人を取り巻く環境は厳しくなるため、リタイア後に公開する可能性が高まります。必要以上に構える必要はありませんが、必要とする見通しを誤らないようにしていきたいと思います。