「アーリーリタイアをすることに至った経緯」に記載しましたが、10年前から考えてきたことですので、いまのところはスムーズな流れに乗っています。
とは言え、アーリーリタイアには覚悟が必要となることは、言うまでもありません。
決断する勇気が必要なとき
Ranpaの場合は、正式にかしこまって会社に退職の意を伝えたことがなく、「ジワジワと退職のカミングアウトを進めています」に記載したように、退職の1年以上前から退職の考えを広めてきました。
退職直前になってから正式に退職の意を伝える場合であれば、もっと違った覚悟や勇気が必要になるでしょう。しかし、迷いは全くなかったものでもありません。
一般的には、退職のことを上司に伝えようとしても、上司が忙しそうであったり、伝えられる雰囲気ではなかったりで、翌日となり、翌々日となり・・・になるそうです。
勇気が必要になる理由
会社への想いや、給料の額、年齢、勤続年数など、人それぞれですが、今ある環境が変わってしまうことに対する覚悟が必要です。
45歳であれば、それなりに勤続年数は長く、収入も安定してきた頃であり、退職するには十分な覚悟が必要になります。
やはり、「会社を辞めますが、いい会社と思っています。でも・・・」にも記載しましたように退職は片道切符の選択だからです。
アーリーリタイアという未知の世界とは違い、サラリーマンを続ければ安定した生活を送り続けることができるでしょう。
アーリーリタイアするための覚悟としては
やはり片道切符で、今の収入や環境・人間関係には戻ることができない・・・これが最初に覚悟しなくてはならない最も重要なことです。
その他に覚悟しておくこととしては・・・
- 資金が減っていく恐怖と戦う日々を過ごすこと
- 途中で資金が無くなる可能性があること
- 会社という頼れる関係者が無くなること
- 社会生活から孤立した生活をしていくこと
本気で将来のことを考えれば、これらは相当の勇気と覚悟が必要になります。
覚悟できたからこそ会社で退職が公式となった
アーリーリタイアするための覚悟は大きなものですが、「人事異動が発令されました」にも記載しましたように、会社では退職が公式となっています。
もちろん、今から撤回できないこともありませんが、オオカミ少年としての肩書きが残り、恐らく昇格しにくくなるでしょう。
アーリーリタイア覚悟として、資金の準備は周到な準備で自信が持てるようになれば解消する部分でしょう。
「アーリーリタイアをすることに至った経緯」に記載しましたように、当初は40歳を考えていましたが、自信を持つことができなかったので、5年間延長することになりました。
振り返って考えると
10年前から考えて計画してきたため、アーリーリタイアすることが既成事実化してきたようにも思えます。
「1年先のアーリーリタイア後に住む家を発表します」に記載したように、退職の2年以上前からアーリーリタイアした後に住む家を探し始め、1年以上前には購入をしています。
しかも今の会社から通える距離ではない場所での購入です。
家族にも10年前から45歳で退職することは伝えていますし、家財の購入もリタイア後の生活を意識した購入をすすめています。
家族にも10年前から45歳で退職することは伝えていますし、家財の購入もリタイア後の生活を意識した購入をすすめています。
このブログについても、毎日アーリーリタイアについての記載を続けてきましたが、書いていくことが自分への説得となり、後戻りしない覚悟にもなっています。
アーリーリタイアを思いつきでする人は少ないと思いますが、時間をかけて計画をしていけば、退職するためのプロセスが済し崩し的に既成事実化され、勇気と覚悟が持てるようになるのではないでしょうか。
ただし、今のサラリーマン生活には戻れないことと、その他4つのことは、きっちり覚悟してスタートしなければなりません。