どういったことからアーリーリタイアを考えるようになったのかは「アーリーリタイアをすることに至った経緯」に記載しましたが、アーリーリタイアをすることは長年の目標としてきました。
目標という観点から、アーリーリタイアを考えてみます。
目標が達成されようとしている
10年前にアーリーリタイアを決意したときから、何のために頑張ったり、我慢したりしたかというと、あと5ヶ月後の日を迎えるためです。
サラリーマンとして働くには、色々な目標があると思います。
ある人は、実績を残して昇格や昇給すること、収入を増やして家族を幸せにすること、若しくは、趣味に注力する生活のために働くなど、様々でしょう。
リタイアして自由を得る日を迎えるために、我慢をしてきたと思います。
目標の持ち方
以前「幸福論から仕事を辞めることで幸せになるのか考えてみた」にリタイア後に目指すべき生活を考えてみましたが、働いている間も同じなのかもしれません。
目的に向かって努力することが幸福で満足の得られることとすれば、今までリタイアのために仕事をしてきたことは幸福だったのかもしれません。
朝出社すれば、1日づつ、出社しなくてはならない日数が少なくなっていくことに、ささやかな幸せと、未来への希望を感じています。
振り返ってみれば・・
会社や仕事が嫌に感じていることはなく、どちらかと言えば、会社や仕事は好きなほうかもしれません。
その思いは「今の仕事が楽しくないので転職する人が多いのか」に記載したようなものです。
しかし、常に心のどこかには、あと○○日でリタイア生活ができるという目標を意識していたと思います。
映画「カリートの道」
アル・パチーノ演じる元麻薬王カリート・ブリガンテは、金を貯めて南国バハマで静かに暮らす夢を持っています。
今の環境に足を洗うために、働いてお金を貯めていきます。
映画のなかでは、あと○○でこの生活ともオサラバ・・・バハマが待っているというシーンが出てきます。
今までのサラリーマン生活もそのようなものでした。
アーリーリタイアを目標として・・
アーリーリタイアはあくまでも中間点であり、リタイア後の生活は大変なものになるかもしれません。
しかし、アーリーリタイアを考える人は、アーリーリタイアを目標としてコツコツ努力するのは良い事ではないでしょうか。
アーリーリタイアを考える人は多いと思いますし、実際にアーリーリタイアを目標に働き、生活することは幸せなことと思います。
色々な人が、色々な目標をもって、それぞれの満足を得ていると思いますが、もしも、目標を持たないサラリーマンの人がいるのなら、アーリーリタイアを目標とするのはどうでしょうか。
何歳でアーリーリタイアできるかは人それぞれですが、誰でも可能な目標であり、それによって日々の満足度を高められるなら・・・お勧めします。