リタイアするまでの資産の状況については、毎月「資産・収入状況」に記載をしていますが、思い出せる限りにおいて、過去からの変遷を記してみます。
社会人スタートの時
大学時代は貯金はゼロで、月々の生活をやりくりすれば、翌月に残すことができるお金は無かった記憶があります。
これから社会人となってサラリーマンとして働くことを目前に、自由な時間を犠牲にしてお金を貯める必要は無いと考えたように思います。
そのため、社会人スタートの時には貯蓄額はゼロからスタートしています。
社会人になって3年間は
少しは変わってきたようですが、金融機関は初任給が他業界よりも低く、資産形成するスピードはゆったりしたものだったように思います。
特に、2年目は前年の住民税が控除されるので、額面は微増程度で、手取額は減少か同額程度だった記憶があります。
住宅費は大半が会社負担であったので、当時の生活費は10万円以内で、のこり10万円程度はすべて株式投資をしていました。ミニ株という投資方法です。
まだネット証券が一般的ではなく、会社の近くに証券会社があったので、昼休憩に出向いて注文していました。
最初の3年間で、100万か150万ぐらいの資産額だったのではないかと思います。
社会人4~6年の頃
就職活動の時から不景気で、社会人になってからも株価は低迷していましたが、2000年にITバブルとなって株価が急上昇しました。
もともと保有資産が少なかったのですが、全額を株式に投資していましたので、規模が小さいながらも、その恩恵を受けることができました。
さらに金融機関では入社5年ぐらいすると、それなりに収入は増加していきます。
毎月の資産増加額は最高15万円ぐらいできるようになり、賞与からは70万円/回ぐらいで、年間では300万円ぐらい増加できるようになっていました。
毎月の資産増加額は最高15万円ぐらいできるようになり、賞与からは70万円/回ぐらいで、年間では300万円ぐらい増加できるようになっていました。
社会人10年目の頃
この頃は、時系列的にはっきりとした記憶はありませんが、2,000万円ぐらいの資産になっていたように思います。
引き続き、株式投資をしていましたが、投資方法はミニ株ではなく、保有資産をもとにした1円抜きの投資スタイルが確立されつつありました。
仕事の合間に買ったり売ったりしていました。
この頃、暴落していた三菱自動車の株式にリバウンド狙いで投資し、投資後もさらに暴落して数百万円の損をしてしまいました。
キャピタルゲインからインカムゲインへの変更
仕事の合間に苦労して買ったり売ったりしても、どこかで大きな損をしてトントンぐらになることを何度か繰り返しているうちに、「リタイア後の収支計画リート・ソーシャルレンディングなど」に記載した、インカムゲイン投資を考えるようになりました。
社会人10年目の頃は、定期預金の金利が高く、ネットバンクなどでは2%程度のものがあり、保有資産もそれなりになってきたため、利息の良い定期預金に預け始めました。
破綻して初のペイオフ発動となる日本振興銀行は特に利息が高く、預金保険の範囲内で可能な限り預けていました。
社会人13年~15年頃
引き続き、毎月の資産増加額は15万ぐらいを継続していましたが、賞与からは100万/回ぐらいできるようになり、利息などで50万円ぐらいのインカムゲインになってきました。
恐らく、このころは年間で400万程度の資産増加となっていたと思います。
社会人15年目の頃には4,000万円ぐらいになっていたのではないでしょうか。
この頃、定期預金の金利が低下し、リーマンショックとともに高利回り社債が出るようになりました。
「1.504% クレディ・アグリコル・エス・エーの社債はどうか」に記載したように、定期預金の満期と追加投資については、利回り2~3%程度の社債に投資をしていきました。
社会人16~19年
この頃には、インカムゲインとして安定的に150~200万円/年程度の社債利息を受取ることができるようになりました。
毎月の資産増加額は15万ぐらいを継続していましたが、賞与からは110万/回ぐらいできるようになり、500~600万円/年程度の増加額になっていたと思います。
総資産額としては、恐らく5,000万を超えて6,000万になろうという状況でしょう。
社会人20年~
この辺りになると、今とあまり変わりませんが、資産増加額状況はそれまでと変わらないスピードで増加していたと思います。
資産状況は7,000万を超えて8,000万になろうという状況ですが、「1年先のアーリーリタイア後に住む家を発表します」「購入した1400万円の一戸建てはどんなものか、セキスイハイムの特徴」などの記載の住宅購入をしましたので、金融資産としては一時的に7,000万円程度に減少しました。
その後は、「アーリーリタイア資金をどのようにして貯めたか」に記載したような直近の状況となっています。