リタイアしている側から見る年末年始の連休

2018年12月29日土曜日

リタイア後の生活

2018年の最終営業日が終わり、以前に働いていた会社を含め多くのサラリーマンは年末年始の連休に入ります。

早速、ニュースでは帰省ラッシュの情報を発信していますが、リタイア生活になると連休に対しては今までとは違った感じ方をします。

予想通りの感じ方と、意外であった感じ方の両方がありますので、そのことについて記載をします。

以前から予想していたもの

既にリタイア生活されている方のブログを読んでいると、大型連休になれば道は渋滞し、どこに行っても混雑しているので迷惑に感じるということを目にします。

普段は空いている駐車場でも、休日となれば満車となってスムーズに事が進みにくくなるのは確かです。

ランチをするにしても、普段は静かな時間を過ごせますが、人が多ければ騒々しくなり、ゆったりとした時間は過ごせません。

これらは、以前から予想していたことで、休日に対するマイナスの感じ方でした。


実際にリタイアして分かったこと

リタイアすると毎日が休日になるので、サラリーマン時代に感じていた連休に入る嬉しさは無くなりましたが、周囲も同じように休みとなれば妙な安心感が得られます。

45歳でリタイア生活をすると、それなりに周囲の視線は気になります。

平日の日中に洗車をしたり、庭いじりをすることには、多少の抵抗感を感じます。

近所の方は車で通勤されますので普段は空車となる駐車場ですが、休日になれば車が止められています。

特に親しい近所付合いは無いのですが、周囲の人と同じように休日の生活ができることには妙な安心感があります。

リタイア生活をして感じたことは、多くの人と同じような生活をすることには、それなりの安心感があるということでした。

誰もいない山奥での生活と、人ごみの中での生活との違いのようなもので、周りに同じような人がいるだけで、ほっとするようなものです。

働かない罪悪感は無い

会社に行かなくなって間もない頃は、今日も以前の同僚は働いているのだろうな・・・と感じる罪悪感がありました。

しかし、それは早い段階で無くなるようです。

仕事を同僚に引き継ぎ、有給を取って海外旅行に行ったとき、最初の1日目は依頼した仕事のことが気になります。

しかし、2日目、3日目となっていけば、急激に仕事のことが忘れていきます。

リタイア生活も似たようなもので、サラリーマン時代の習慣や感じ方は急激に無くなっていきました。

以前「アーリーリタイア生活が近づくと変わってくる心境」に、サラリーマンの義務感はマインドコントロールのようなものと記載しましたが、会社から離れるとそのマインドコントロールから解放されるのかもしれません。


周囲とともに過ごす年末年始の連休

まだリタイア生活を開始して2ヶ月ですので、これからも変化していくとは思いますが、連休に対しては、以前から予想しているものとは違った感じ方があるようでした。

アーリーリタイアをして自由な時間を得られたことは幸せなことです。

しかし、多くの人とともに自由な時間を得ることは、それはそれで素晴らしいことで、今のところは、それなりに年末年始の連休は普段の生活とは違った気持ちになっています。

アーリーリタイアをして初めて迎える年末年始ですが、来年、再来年と、今後はどのような気持ちになっていくのか楽しみです。

自己紹介

自分の写真
金融系に勤めるサラリーマンでしたが、早期割増退職金の制度を使って、45歳になった2018年10月末に会社を退職しました。 このブログは退職の1年前から記載を始め、アーリーリタイアを目指すサラリーマンの心境と、アーリーリタイア生活開始後の心境を記載するものです。 家族構成は子供なし、嫁と2人の生活です。
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