FIREムーブメントとアーリーリタイアを考える

2018年12月9日日曜日

退職ニュース

ニュースでFIREムーブメントの記事を目にしました。

FIREムーブメントは少し前から話題になっていたと思いますが、Ranpaよりももう少し若い世代を対象としたものと捉えていました。

改めて見てみると、普段、ブログに記載しているようなことが書かれています。

FIREムーブメントとは

FIREとは「Financial Independence Retire Early」を略したものですが、直訳すれば「経済的に独立して早期リタイアする」です。

ムーブメントですので、早期に資産形成をして自由な生活をする考え方が、世界的に広まっているというものです。

この考え方を支持している層としては、20代~30代の人達のようですが、考え方としてはこのブログに記載してきたことと同じようなものです。


FIREの考え方

諸説あるようですが、概ね、以下のようなものです。
  • 若い時に高収入の仕事をする
  • 収入はなるべく貯金する
  • 生活費の25倍の資産を構築して自由になる
  • 仕事を辞めたあとは、資産の4%で生活をする
  • 贅沢より自由な生活を選択する
例えば、年間の生活費が200万円とした場合、25倍は5,000万円となります。5,000万円を4%で運用できれば200万円の運用収入が得られます。

この200万円で自由な生活をしていきます。

FIREのポイント

要約すると、なるべく早く資産形成をすれば、その資産が収益が生み、働かなくてもよい自由な生活ができるというものです。

例えば、20代で年収1,000万円の仕事をしていたとします。

高収入の仕事をしているので、働き続ければもっと贅沢や貯金が出来るのに、辞めるのは勿体無い・・・と普通は考えます。

しかしFIREの考え方では、労働はなるべく早く資産形成をすることが目的となるので、高収入の仕事であっても、目標の資産が出来れば退職します。

Ranpaもアーリーリタイアを目指すきっかけは、そのようなことを大学時代の先輩から聞いたことから始まりました。



お金を貸す人と借りる人

若くして資産を形成して運用収入を得る人と、お金が無いので借金をしながら生活をする人とを比べると、その両者は時間とともに差が開いて行くでしょう。

最も得なのは最初から資産を持っている人で、次に得なのはなるべく早く資産を持った人で、最も損なのは最後まで資産を持たなかった人です。

もちろん4%の運用が本当にできるのか・・?や、資産運用をしてマイナスにならないのか・・?など、理論通りに行かないことはあると思いますが、全体として考えれば、間違っていないように思います。

FIREムーブメントとは、上を目指して大量消費をしてきた時代から、本質的な満足を目指す時代へ移行しているものかもしれません。

アーリーリタイアは、考えてすぐに実践できるものでは無いので、このようなムーブメントを経て、アーリーリタイアをしていく人が増加していくのだろうかと思いました。

自己紹介

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金融系に勤めるサラリーマンでしたが、早期割増退職金の制度を使って、45歳になった2018年10月末に会社を退職しました。 このブログは退職の1年前から記載を始め、アーリーリタイアを目指すサラリーマンの心境と、アーリーリタイア生活開始後の心境を記載するものです。 家族構成は子供なし、嫁と2人の生活です。
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