これで会社との関係は本当に終わってしまった感覚になります。
振込まれる時期や金額は事前に把握していましたが、とうとうこの日が来たかという気持ちです。
退職金の内訳
今回振込まれた退職金は退職時の一時金として、通常の退職金額に早期退職優遇制度として上乗せされた金額との合計額です。
因みに「確定拠出年金DCの退職に係る手続きについて、iDeCoも」に記載した、退職年金部分は60歳まで引き出すことはできません。
45歳で退職すれば、引き出しできるのは15年先の2034年で、気が遠くなります。
急に増えた口座残高
金額については「退職金の明細が到着し、改めてアーリーリタイアを考える」に記載したとおり明細を見て確認済みですが、退職金から税金を差引かれた残りの金額がきっちり振込まれています。
指定した口座残高は急増し、もとあった残額と合わせて2,000万円越えとなりました。
ペイオフのこともあり、1つの口座に残高が増えると、急に口座の管理が心配になるもので、分散するなどの手当てをしていきます。
退職金を受取ることで・・・
アーリーリタイアの計画は、リタイア後の生活資金の準備計画が大部分を占めます。
45歳までに毎月○○円増加させ、ボーナス時には○○円増加させ・・・という風に計画をしてきました。
リタイア資産の最終形が、退職金の受け取りによって完成したことになります。
既に会社を辞め、アーリーリタイアはスタートしていますが、長年に渡って計算してきた退職資産の計画は完遂し、少々、感慨無量な気持ちになりました。
会社との関係が終了する
厳密には健康保険の任意継続はあるのですが、雇用関係という点においては会社と債権債務関係は無くなったことになります。
長年勤めた会社ですが、今では関係の無いものとなり、「ウチの会社・・」とも言えなくなっています。
長年勤めていると、会社のシグネチャやロゴは自分のもののように感じていましたが、それらも今では関係の無いもので、妙な気持ちになります。
この退職資産を使って・・・
これからは、計画通りこの資産を使って生活をしていきます。
恐らく今が、生涯で最も保有資産が多くなった時であり、今後は時間の経過とともに減少していく予定です。
資産の増加と減少の帳尻あわせが、これまで何度も計算したアーリーリタイア計画ですので、これからの生活費も計画通りであって欲しいものです。
逆に、もし定年まで働けば、もっと高額な退職金をもらうことが出来たはずですが、60歳や65歳からでは贅沢なしには使いきれない金額なんだろうと思います。
子供の頃は給料の良い会社に就職が出来るよう勉強し、就職してからは給料が増えるために仕事を頑張ってきたのですが、退職金をもらうことによって、その頑張りは完結したことになりました。